テーマ:旅のあれこれ(10280)
カテゴリ:◎世界あちこち旅行記!
エディンバラ空港から市内、シティセンターへはバスで30分ほどの距離。
初めて見るスコットランドの風景は・・・、なんだかイングランドとは違う! 何が違うかと言えばよくわからないのだけど・・・、とりあえず家のつくりが違いそう。 イングランドはどこまで行ってもレンガ造りの家々が連なっているけど、ここはもっと白っぽい石造りの家が多い。 そして風景も、イングランドよりずっと荒涼としています。 何より、昼なのにとっても寂しげで薄暗い。 やはり、北に来たなあ、という感じがしました。 さらに、気温がかなり寒~い! ロンドンとは、ざっと3度くらいは違いそうです。 9月下旬はロンドンだと東京の11月くらいの気候だけど、エディンバラは12月の気候という印象です。 厚手のコートを着てきて良かった・・・。 しばらくは住宅地の町並みが続いたのだけど、中心部に入って急に視界が開けて、絶壁の崖にそびえる巨大な古城が目に飛び込んできました。 これがエディンバラ城。 あまりの壮厳さに、思わず息をのむ光景です。 これが街の中心にあるのだからスゴイ。 「北のアテネ」と呼ばれるのも納得です。 そして、城の南側に広がるのは、中世の混沌とした町並みを残す旧市街(オールド・タウン)。 道が狭くて、くねくねと曲がりくねっている上に、坂が多くてけっこう歩きにくいのですが、あたかも「ロード・オブ・ザ・リング」の映画に出てくるような中世の町にタイムスリップしたかのような不思議な錯覚を感じます。 そして、エディンバラ城と、中央駅であるウェイヴァリー駅を挟んで南側には、18世紀になって計画的に作られた新市街(ニュータウン)が広がります。 こちらは、旧市街とはまったく対照的。 広くて直線的な道路と大きな建物の多い街です。 ニュータウンの建物は、旧市街より白っぽい石造りで、ちょっとパリに似てるかも。 そういえば、スコットランドとフランスは長い間、同盟関係にあったのだそうです。 さしずめ、「敵の敵は味方」といったところでしょうか。 それにしても、なんとまあ18世紀に作られたのにニュータウンとは・・・。 ひるがえって日本では、多摩ニュータウンや千里ニュータウンの老朽化が問題化しているけど、ヨーロッパの古さはやはりケタが違いますね。 まあ、台風や地震が無いからこそ成り立つのだろうけど。 街中では、あちこちでバグパイプが響いて、独特の情緒をかきたてていました。 まだまだいろいろ書きたいのですが、続きは次回に・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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