テーマ:チョッと昔の車(27)
カテゴリ:☆英国びっくり体験記!
みなさま、お久しぶりです。
イギリス滞在もあと2週間あまりとなって、ここのところ大学受験生なみに最後の追い込みに入っているため、なかなか更新できなくて申し訳ありません。 皆様に忘れ去られないよう、心を入れ替えて少しずつでもこまめに更新していこうかと思いますので、今後あまり起承転結のない記事が増えるかもしれませんが、どうかご了承ください。 ところで、暫くぶりに東京で生活をはじめると、いわゆる浦島太郎状態になるのではないかと今から不安です。 筆者の場合それほど長い間イギリスにいたわけではないですが、日本とイギリスでは時間の流れ方がまったく異なるため、どうしても不安になるのです。 実は昨年帰国した友人も、たとえば「課長・島耕作」がいつのまにか取締役になっているなど、あまりの東京の変貌ぶりに大変なショックを受けたようです。 ちなみに、イギリスは古いものを大切にする文化なので、東京と違って次々と新名所ができたりはせず、そういった心配はあまり無いように思います。 そんなロンドンでも、1年半滞在している間には、いくつか大きな変化がありました。 そのひとつが下のロンドンバスです。 昨年はじめまでは、写真のような後ろから乗る伝統の旧式のダブルデッカーバスがまだたくさん走っていたのですが、この1年で田原俊彦の毛髪のようにいつの間にかどんどん少なくなってしまいました。 先日の新聞によれば、いまや旧型バスはわずか数路線しか走っておらず、それも今年中にはすべて現役を退くとのこと。 これは主にバリアフリー対策を進めるためで、今や下のような新型の低床バスが殆どです。 車椅子に対応することが必要とはいえ、ちょっとさびしい気も・・・・・・しないな。 あと、もう一つの大きな変化は物価の上昇です。 デフレからようやく脱出しつつある日本では、物価上昇の恐ろしさを感じることから遠ざかって久しいのではないでしょうか。 しかし、イギリスの場合、2年弱住んでいるだけでも物価の上昇率の高さを嫌でも実感できます。 たとえばバス料金。 筆者がイギリスに来た2003年は、ゾーン2のバス料金は70ペンス(約140円)でした。 それが、昨年1月に1ポンド(約200円)に約40%の値上げ。 そして先月にはまた20%値上げして、1.2ポンド(約240円)になりました。 つまり、あっという間に2倍近くになってしまった訳です。 日本では常識的に公共料金を値上げする場合でも、せいぜい数%といったところだと思いますが、こっちじゃ簡単に2倍、2倍。 日本ではこんな話は、高見山の引退以来すっかり聞かれなくなったのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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