カテゴリ:■米国あれこれ体験記!
もはやクロスワードパズルと並んで欧米の新聞になくてはならないものになってしまった感のある「SUDOKU」ですが、このほどついにワシントンのユニオンステーションで、ワシントン・ポスト紙主催による「第1回チキチキ・ワシントンSUDOKU選手権」が開催されました。
あいにく筆者が仕事帰りに駆けつけたときにはすでに終了し後片付けが行われていたのですが(号泣)、優勝者にはSUDOKUの本場(?)ロンドンへの往復航空券が贈られたとのことです。 ロンドンでもすごかったのですが、ワシントンでもSUDOKU人気はかなりのもので、毎朝地下鉄の中でSUDOKUに取り組んでいる人を3人は見るほどです。 その人気度は「ワシントンの歌姫」とささやかれる筆者の人気に勝るとも劣りません。 ちなみに下の写真はロンドン「METRO」紙掲載のSUDOKU。 ルールはいたってシンプルで、縦のカラム、横のカラム、3x3のボックスにそれぞれ1~9の数字を同じ数字を使わないようにして並べられれば良いのです。 詳しくは、SUDOKU.COMなどに解説されています。 たしかにやってみると思わず熱中して30分はのめり込んでしまう面白さがあります。 これまで新聞のパズルといえばクロスワードが主流でしたが、かなり難しくネイティブでないと完成させるのは厳しいものと思います。 しかし、SUDOKUなら移民の多い欧米でも言葉の壁なく誰でも楽しめるので、流行るのも納得できます。 数独といえば、かつて日本のパズル雑誌「ニコリ」に載っていたものを大学時代に友人が一生懸命やっていた記憶があるのですが、実はもともと「ナンバープレイス」という名でアメリカではじまったパズルなのだそうです。 それをニコリが84年に「数独(数字は独身に限る、の略)」の名で日本に紹介したのですが、昨年春ごろから「SUDOKU」の名でイギリスで大ブームになり、それがきっかけで世界中で人気になりました。 ここアメリカには、地球を一周して戻ってきたといったところでしょうか。 ちなみにワシントンのEXPRESS紙には、昨夏から毎朝このSUDOKUが掲載されているだけでなく、週末版には「SAMURAI・SUDOKU」というお化けのようなSUDOKUが掲載されています。 これは5つの数独が組み合わさってひとつの巨大な数独を構成しているのですが、こんなのよほど暇じゃないとやる気が起きないですよね。 ちなみに写真のSAMURAI・SUDOKUの難易度は「ウェルター級」だそうですが、いまいち分かりづらい難易度の表示です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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