長いワンピースが好き　＜５０代あるある＞

​もう５０代後半ですから、日本に帰るのもそう遠いことではないと思っています。
（そう願いたい、と言ったほうが正しいのかな）

一軒家から集合住宅に、子供のいる生活からいない生活に、
と節目節目で小さな生活を目指してダウンサイジングしてきました。

徹底的に家具を減らしました
前の国から持ってきた骨董家具は全て譲りました。
ひとつは友達が日本に持ち帰って使ってくれている。
思い入れのあった家具だから、うれしく思う。
まさかあの家具も地の果て（？）日本に行くとは夢にも思っていなかっただろうな
何人の手を渡ったものかは知る術もないけれど、
引き出しの中には子供の落書きがあったりする。異国の言葉で。
それを友達が引き継いでくれた。

今住んでいる家は大家さんが新しいベッド、箪笥、冷蔵庫を入れていてくれたので
今まで持っていたベッドと箪笥と冷蔵庫を処分することができた
この解放感はとてつもなく大きかった
大物があると、引っ越しがとにかく大変でね。

引っ越しなんて多くても数年に一度。
その時のことを考えて憂鬱になるなんて
どれだけ取り越し苦労なんだい、私って。
とにかく引っ越しが嫌い。大変なんだもの。

今持っている大物家具は、ソファ、ダイニングセット、洗濯機、かな。
これらもこの家を出る時には処分したいと思っている。
そうしたら完全に肩の荷が降りるな。

前に住んでいた国で知り合った南米出身の友達は、
とても家庭的な物静かな人で
家の壁や棚はありとあらゆる小物や装飾品で埋め尽くされていた。
家事は完璧な人だから、きれいに手入れされていたのだけれど、
あれだけの数の物をパッキングして引っ越して荷解きして
あれだけの数の物を壁に掛けるのに最適な場所を決めて無数の釘を打って
私には到底無理なことだけれど
でもそれがその家では幸せ感を醸し出していた

不精な私には沢山の物の管理は無理なので
飾り物は最小限に抑えている。
お正月とお雛様とクリスマス、全部小さな物ばかり。
プラスチックケース１つに収まっている。
これらも将来日本には持って帰らない。

私が飾っているのは、観葉植物だけ
ポトス　ラブ
うちに来ると皆ちょっと驚くくらい観葉植物が至る所に。
ジャングル・・・

つづく


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