神様の創造-3【神様の創造-3】 『神様の代理人』 神様は宇宙そのものですから、具体的な事象に関わりあってはいられません。 ですから、神様の手足となって動く存在が必要になります。 例えば、仏教で阿弥陀如来の脇仏として観世音菩薩と勢至菩薩がおられます。 阿弥陀三尊として祀られています。脇仏とは、右手左手として働く仏様を指します。 観世音菩薩は慈悲をもって衆生を救い、勢至菩薩は智恵をもって衆生を救うと言われています。 その他の仏様や菩薩様は手足となって働かれるそうです。これらの呼び方はそれぞれです。 おなじみの言葉で言えば、「天使」がいます。 天使は神様から命じられて、生まれた赤ちゃんを見守っています。 赤ちゃんが天使を見て、声をあげて笑っているのを見たことがあるでしょう。 少し大きくなると現実に意識が集中してしまい、天使を忘れてしまいます。 私の妻と娘も天使だった記憶を持っています。 口がきけない子どもの天使だったので、お腹がすいたとか、用事があると、お母さんへ 伝える役目をしていたそうです。少年になってから、他の天使に担当が変更されたそうです。 また、この世界に生まれた役割を果たすようになると、天使は一人では間に合わないので、複数の天使が つくのだそうです。まるで会社のプロジェクトのように、企画、営業、経理、総務などの担当別 の天使がいるそうです。役割が大きい人には数十人もの天使がついているそうです。 反対に、精神的な成長が進まない人は、最初はいた天使も次第に疎遠になり、いつの間にか、 滅多に来なくなるようです。天(使)に見放されたのでしょう。 このことから分かるように、天使は頼まれなくても、生まれてからずっと見守っています。 たとえ言葉を話せなくても、お母さんに「お腹がすいたよ。」と伝えてくれます。 「お腹がすいていたんだね。」とお母さんは授乳してくれます。 自分が、なにもかもしなければならないのではなかったのです。 偶然のように、必要な人と出会うのは、天使がそれを仕組んでいたのです。 あなたが両親を選んだのも、神様や天使の紹介によるものでした。 ですから、偶然に起こることはなく、自分が理解できないだけです。 天使が困るのは、約束どおりに生きてくれないことです。 生まれる前の打ち合わせでは、10歳でこう、20歳でこう、30歳でこうと スケジュールを約束してきました。 ところが生まれてくると、現実に埋没してしまい、天使との約束を忘れてしまいました。 それで、天使は夢中で遊んでいる(約束以外のことは、勉強も仕事も遊びです。)あなたを気づかせようと、 必死で邪魔をします。テレビゲームで遊んでいる子どもの邪魔をするのと一緒です。 電源を切ってみたり、ゲーム機のボタンを動かなくしたり、突然お父さんを登場させて叱ったりします。 本来の約束を守ることは、至上命令です。妥協してくれません。 転生とは、本来の約束を守れなかったために落第し、再入学したようなものです。自慢にはなりません。 あなたの人生が思い通りになっていなかったら、胸に手を当てて思い出しましょう。 この人生は、この生き方でよかったのかと。 【神様の創造-4】へつづく ジャンル別一覧
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