【医療現場で学んだこと】
現代の社会構造はとても複雑になってきているので、人間関係も窮屈なものが増えてきているのですが、そんな中ではいつの間にかストレスを多く抱えてしまったり、そのまま体調を酷くこじらせてしまうなんてことが、事実として全く珍しくありません。そして実際にそのような状態になってしまった方々というのは、ある日に病院に通いはじめ、「副作用のある薬を飲む」ようになったり、緊急の場合には、「入院してしまう」こともあるのですが、実のところそういった病院や薬物療法というのは、どれほど優れた最新のものであったとしても、『真の解決』そのものを提供してくれるわけではないのです。つまり覚えておいてもらいたいのですが、病院・医師・薬などを頼りにしても、それは一時的な気休め程度にしかならず、その対処法では、心身の問題を完全に解決することはできません。実際にわたしはある病院施設・医療現場と関わっていた時期に、「何度も同じ症状をぶり返し、何度も入退院を繰り返す」といった、そんな患者さん達をたくさん目の当たりにしたのですが、まるで彼らの多くは、病院と医師だけでなく、薬物療法そのものに依存し、洗脳されているかのように見えました。もちろん緊急的な場合においては、薬が必要となるケースも当然にあるのですが、それはその範囲のこととして、よく見極めておく必要があります。ですから今現在あなた自身が、本当に『心身の苦しみや悩みを解決したい』と望んでいるのであれば、まずは「病院に行けば何とかなる」だとか、「薬を飲めば治る」というような安易な考えは控えておき、軽率な行動は取らないようにしておきましょう。そしてそんなことよりも、『意識的に何が問題となっているのかに深く気づく』ことを重要視し、『より健康的でシンプルな解決策を見出す』ことに専念するのです。