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しかしまあ、2008年の日本の株式相場は散々なスタートですね。幾らなんでも下がりすぎでしょう?と思える銘柄がゴロゴロと転がっているような気もしますが、実は日本の株価なんてこんなものなのかもしれません。
先週はマレーシア・シンガポール・中国と出張に行ってきましたが、なんと言うか国の勢いのようなものをひしひしと感じました。町を歩いても人々の姿を見てもとっても活気があります。明らかに日本とはフンイキが異なります。経済が成長しつつあるなあというのが短期間滞在しただけでも感じ取れてしまいます。 一方日本はと言うと冴えない話題ばかりが目に付いてしまいます。年収は増えない、将来の年金はもらえるかどうかわかない、一向に止まらない税金の無駄使い、既得権益者を守り続ける政治、上場企業の過度な買収防衛策等々、あげていたらキリがありません。 このBlogでも何度か書いていますが、日本のこの先の経済の成長戦略がまったく見えてこないのが一番大きいのではないかと思います。将来の負担の議論ばかりで、経済の成長によって負担を軽減していくという話はとんと聞きません。 日本の経済力や技術力はまだまだトップレベルにあるのは間違いありません。中国なんて目じゃないと思いますよ。今しっかりしたシナリオで経済成長路線に転換しないと、ホントに数年後には世界の二流国になってしまうような気がします。 それにしてもこの国の政治家やジャーナリストは危機感がなさ過ぎです。もっともっとこの手の議論がなされないとまずいと思うんですがねえ。きっとこれらの皆さんは今の日本の中では勝ち組なので自分達だけは悠々自適な老後を過ごすプランでもできているのでしょうね。 もう少しすると私は暫くの間海外での生活になってしまいますが、数年後に日本って国は帰りたい国になっているのでしょうか?非常に気がかりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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