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「企画あり 裁判ウォッチ 当たりあり」
第32回 SGIの日記念提言 「生命の変革 地球平和の道標」 SGI会長1氏~ <抜粋> 第32回の「SGIの日」を向かえ、我々が直面している 人類史的諸課題のいくつかについて、所感の一端を 述べてみたいと思います。
さて今年は、恩師の戸田城聖SG第2代会長が、核兵器を "絶対悪"を位置付けた歴史的な「原水爆禁止宣言」を世に 問うてから、ちょうど50年の節目を迎えます。
思えば半世紀前の9月初旬、残暑の気配も濃厚な 三ツ沢の陸上競技場において、澄み渡った青空の下、 各地から集まった5万の青年たちを前に、恩師は 「遺訓すべき第一のもの」として、この宣言を 後世に託したのであります。
衰弱しつつあった身にもかかわらず、 巨人"アトラス"のように、満腔(まんこう)の気迫をこめた 力強い声の響きは、昨年のことのように耳朶(じだ)に 焼きついております。
それは、時と共に、今後はいっそうのこと 輝きを増していくにちがいない。 まさにモニュメンタル(記念碑的)な宣言といってよく、 ここにその主要部分を引用しておきたいと思います。
「~核あるいは原子爆弾の実験禁止運動が、今、世界に 起こっているが、私はその奥に隠されているところの爪を もぎ取りたいと思う。 それは、もし原水爆を、何処の国であろうと、 それが勝っても負けても、それを使ったものは、 ことごとく死刑にするべきであるということを 主張するものであります。
なぜならば、われわれ世界の民衆は、生存の権利を もっております。その権利を脅かすものは、 サタンであり怪物であります。」
もとより、恩師は、常々「死刑は絶対よくない」と 述べておりました。その死刑廃止論者の恩師が、なぜ 「死刑」と糾弾したのか~それは、
生命の尊厳という最極(さいごく)の価値を根こそぎに、 生存の権利を脅かす輩(やから)への、 仏法者としての心底からの怒りの表出でありました。
「魔もの」 「サタン」 「怪物」の奥に潜む魔性の「爪」を もぎとらんとの断固たる決意、闘争宣言が「死刑」という 激しい言葉となってほとばしり出ているのです。
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Last updated
January 28, 2007 08:47:59 AM
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