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2006年11月11日
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その日の午後はお買い物の予定だった(と言っても彼らのお買い物というのはかなりローカルなお買い物である。汗)ので早速ペットショップへ行ってつい最近飼い始めた猫のメインクーンの王子ブリックスちゃん
               ↓Brix

のために何かあるか物色したのだが、そこでは犬や猫は売られていない。(確かペットショップでの動物発売は動物の増加速度を速めることや手入れがきちんとされないことなどから禁止されたように思う。鳥や金魚などは売られてもいいことになっているが。)その代わり、動物シェルターから送られてきた、引き取り手がない子達が6つくらいのケージに分かれてペットショップに来るお客さんが彼らに気づき、引き取ってもらえることを願って待っている。

もちろん譲度手続きのお金も取られるし、譲度にふさわしい人かどうかという面接も行われる。猫も犬も生後8週間以上で純血統の子なんてまずいない。ただ、やはりアメリカ(大部分の)は動物シェルターの活躍ぶりは周知の通りで、お客さんも「この子を助けたい」という意思を持って飼うことを決断する人達がほとんどである。

私達はそこにいた、ちょっとブリックスちゃん似の猫を見つけたのだが、この子がまた無愛想というか、呼んでみてもこちらを伺うこともしない。つい、昔シェルターで働いていたことも手伝って「こういう無愛想な子や怖がりの子が一番貰い手を見つけられないのよね~」とこぼしてしまったら、じゅんぞうさんは「あ~、そういう子って、ねぐせ君が連れて帰るタイプだわ~」と微笑んだ。ねぐせ君は「ついかわいそうだ~とか、僕が引き取らなきゃ誰が引き取るんだろうとかって考えちゃうんですよね」と付け足した。私も笑いながら「ミドリを見つけた時、私もそう思ったの。不器用すぎた彼女があんまりにも哀れで。ガストンの時なんてひどく情けない顔してるから、だったもんね。」と言って3人で笑った。結局、じゅんぞうさんは猫のフードが安い、安い、とぼやきながらも、日本には持って帰れないので泣く泣くペットショップを後にした。

それから日本からわざわざ会員カードを持ってこられていたのでCostcoに行って物色。私もうろうろしていると、ねぐせ君がやって来て、「ほらほら。」と大型テレビのあるところまで私を連れて行った。ふと、スクリーンを見ると映画の「ミラクル」をやっているではないか。(1980年のオリンピックでアメリカのアマチュア大学ホッケー選手が強敵ロシアを負かせ、ゴールドメダルを勝ち取った、感動物語)食い入るようにスクリーンを見て、私はやっぱり最後のシーンで公共の場所だというのにホロリとし、しかもそうしているうちにどこだかからか、ねぐせ君はそのDVDを見つけてきてしまい、結局ここでも地元民の私が買い物してしまうハメになってしまった。汗。(断っておくが彼らは一度だって買え、と強制しているわけではない。)その後、またもや自己流フランス語が大流行(?)だったので一度はフランス語の勉強ソフトまで手を伸ばすところだった。アブナイ、アブナイ。(汗汗)

その後さらに電化製品店へ行き、私はヤ○ーチャットのソフトをダウンロードしたのでヘッドセットさえ買えば電話をせずとも日本の友達と会話ができる、と思いヘッドセットだけを買う予定だったのだ。

それなのに。。。

私はねぐせ君達がデンバー帰省されるたびにうらやましくて仕方がないことがあったのだ。

それは。。。

カメラ。(汗汗汗)

彼らの持っているカメラはいつだって最新のカメラで選手を撮るにも、いろんな機能がついていて彼らの撮る写真はみんなプロ並みに見えるのだ。私もやっとの思いで3年ほど前にデジカメを買ってはいたが、機能もあるにはあるが全然役に立たなくて、しかも、停止しているものであってもブレることが多々あり、プロのホッケー選手のスケートしている写真なんて撮ろうと思うほうが間違っている、とカメラに笑われているような気がするようなカメラだったのだ。

しかも、アメリカでこういった電化製品店で働いている人は実を言うとあんまり何も知らない人が多く、ただ口の達者なセールスマンなんかに捕まるとやたら値段は高いのにたいした物じゃなかった、というようなものを買わされることがあるので要注意なわけだ。そんな中、ねぐせ君達は電化製品に詳しく、(しかも日本語で説明してくださる。笑)お手頃なものであれば、買い換えようかな、と言うと早速相談に乗ってきてくださったのだ。

ねぐせ君は彼が今持っているカメラの紹介をし、その前に持っていたカメラと何が違うか説明してくださった。お値段もお手頃だ。ところが、その前の前に持っていたカメラというのを紹介してくれた時、実を言うと私は一目ボレ(!)してしまった。と、いうのも、ズームがとにかく利いていて、これなら練習中のホッケー選手もよく撮れる事間違いなしだったのだ。難を言えば大きくて荷物になる、ということくらいか。ただ、お値段もさすがに利いていて、ちょっと考え込んでしまった。

でも欲しい。

これさえあれば、練習へ行く楽しみがまた増える。
いつ、試合を見に行っても新聞に載っているような写真が撮れる。
来年の2月にはモントリオールまでアービーに会いに行こうかとも考えている。
これさえあれば、アービーの姿をブレることなくシャッターに収めることができる。。。
(悪魔の囁きがここで堂々と私の頭の中で広がったのは言うまでもない。)

「よし。買うわ。」

思い切って声に出してみたらすぐ横にいたじゅんぞうさんが私の顔を心配そうに伺いながら

「か、買うのね??」

と聞き返してきた。私は頭の中で今使っているカメラをオークションに出したら少しでも儲けることはできるだろうし、とかなんとか考えながら、しかし本当は「ま、なんとかなるだろう」とヤケッパチだったのかもしれない。(いや、アービーのためなら、だったのかも。。。汗)ついに新しいカメラを購入した(で、本来の目的だったヘッドセットは買わずじまい。汗)私はワクワクしながらこれでミドリが元気良く走っている姿とかもバッチリ撮れるのか~と散歩さえももっと楽しくなるような気がしたのだった。家に帰り何度か試し撮りをして、その環境のよさに感動した後、やっぱり地元民だけが買い物していた事実を目の当たりにして一日が終わったのだった。。。。





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最終更新日  2006年11月11日 15時33分16秒
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