夢を叶える歩き方

先日、通った高校の辺りを散策しました。

とても久しぶりです。

キッカケとなったのは2月から公開していた、

映画「ハルフウェイ」

http://halfway-movie.jp/

「あすなろ白書」「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」などの脚本家として

”ラブストーリーの神様”といわれた北川悦吏子さんの初監督作品です。

卒業を控えた秋、進路決定をどうするか

付き合い始めた二人の高校生のまっすぐな恋の話。

サイトを通して、

石狩と小樽の見覚えのある街並みがあり、

そこには更に私が通った学校、

石狩高校（現：石狩翔陽高校）もロケで使われていると分かりました。

時期柄、札幌近郊での公開は終わってしまいましたが、

苫小牧のミニシアターがまだやっていました。

昼の上映には間に合わないけど、

夜の上映は間に合う。

この行きたい、観てみたい、

どこからか湧き出るような突き動かす感覚

それに従ってみました。 

そして向かう前、高校の辺りを散策してみました。

卒業後に高校の名称は変わったけど、

グランドから見えた校舎の様子はとても懐かしいです。

当時使っていた和太鼓の部室（プレハブ小屋）が残っていて

あの頃をそのまま彷彿とするちゃっちさ（笑)、

今も見かけることが出来ました。

そしてすぐ近くには川があります。

当時、このように整備されてたのか分かりませんが、

存在感は変わらないような気がします。

とても広々した景色です。

この光景は、

公式サイトや映画の至る所で登場します。

私にとって懐かしい見覚えのある場所

ここは知っているなとか、見つけながらも

また彼らの様子、そこから感じるものにも惹き込まれます。

”告白”、”はじめてのお付き合い”、”進学”

大人と子どもの中間のような十代、

いまこの瞬間の気持ちでつっぱしちゃうようなパワー

ときにじれったく感じたり、どう対処したらいいのか持て余したり

繊細な感受性と瑞々しい言動

特有の質感

相手を思う気持ち、そして自分の気持ち

どう対応したらいいのか

ずーっと一緒にいたい離れ離れにはなりたくない

でも相手の思いを尊重したい

でも自分の思いも大事

揺れ動く思い

ピュアという言葉が似合うなぁ

学校と通学路、自宅など

日常のひとコマを切り取ったような作品でした。

その何気ないかもしれない日常をこんな風に描き出すとは…

このストーリーとまったく同じ体験はしてなくても

かつて高校生だった自分や友達の姿に

対面してるような感じもしました。

まるで隣にいるような

ドキュメンタリーを見てるような印象。

監督の北川さんならではの描写のほか、

カメラワークや音楽も効果的に作用してたのかもしれませんね。

また、石狩や小樽

それぞれの素敵な光景も欠かせないでしょう！

ハルフウェイ

※全国ではまだ数箇所で上映されています