カテゴリ:映画
私の認識が甘く、そんなにすごい人気と知らず、先週の1回目の上映に出かけたらすでに立ち見!と言われ(銀座シネスイッチの切符を買うのにあんなに人が並んでいるのを始めてみましたもの)、あえなく退散。
覚悟を決め、昨日の最終回、1時間前に行きました。 でも、もう並んでいる!!びっくりです。最終的には立ち見も出ていたようでした。単館上映に近いとは言え、どこでこんなに人気が出ていたのか、全く情報がなかったので、本当にびっくりしています。 私は、原作が群よう子さんだということと、フィンランドが舞台なので見てみたいな とその程度の認識でいったものですから、人気ぶりに驚いています。 それはさておき、面白かったし、良かった! 会場中爆笑の場面あり、とてもとてもよい気分になれる素敵な映画です。 不思議な優しさや、暖かさとか、穏やかさとか、人の持つ力みたいなものに囲まれる嬉しさのようなものを感じ、幸せな気分で映画館を出ることができます。おすすめ!です。 でも、見ているとお腹も空いてしまいますので、空腹時には避けた方が良いですよ。 「かもめ食堂」 フィンランドの首都ヘルシンキの街角に、小林聡美扮するサチエが経営する「かもめ食堂」(ruokala lokki)があります。小さいけれど、北欧風のすっきりしたインテリアに囲まれた食堂は“おにぎり”をメインとする普通の和食のお店。そんなかもめ食堂を舞台に様々な人々が自分の日常を、ちょっとはみだしたような日常を展開していく物語です。 使っている食器も北欧の物で(イルムスに売っているぞって感じがして、イルムス好きの私としては嬉しくなります。) 片桐はいり演じるみどりさん、もたいまさこ演じるまさこさんという3人の日本人に加え、日本かぶれのフィンランド人青年、パワフルそうなお客様のオバちゃまたち、フィンランドの名優マリック・ベルトラ氏など みんな静かで豊かなキャラクターが、どこかみんな訳あり風でもあり、不思議な間と空間を作り出しています。 映画の中で 主人公のサチエさんが、アニメのガッチャマンの歌詞を思い出そうと♪誰だ、誰だ、誰だ♪とつぶやき続けるところがあるのですが、見ている私はその先を歌いたくて、教えたくなってしまってたまりませんでした(笑) でも ガッチャマンというのが妙に群さんらしいなあ。と思ったり。 また、エンドロールのスペシャルサンクスにあった ビーって群さんの所の猫ちゃんですよね。多分・・・ するとあの存在感のある猫ちゃんはビーちゃんだったのかしら? ![]() 原作:群ようこ「かもめ食堂」(幻冬舎刊) エンディングテーマ:井上陽水「クレイジーラブ」作詞・作曲 井上陽水(フォーライフ ミュージックエンタテインメント) ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画] カテゴリの最新記事
|
|