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ちょっと変わった、不思議な、でも妙に心に残る面白い映画を見ました。
ロシア映画で、『ククーシュカ ラップランドの妖精』という映画です。 舞台は第二次世界大戦終期のラップランド。ロシア人兵士とフィンランド人兵士がそれぞれラップランドに住む若くて、印象的な目のサーミ人の未亡人のところに転がり込む。 3人はそれぞれ、ロシア語とフィンランド語とサーミ語しか話せず、言葉が全くと言っていいほど通じない。 その3人が 生活をともにするのだけれど、お互いジェスチャーだけの意思疎通に時折とんでもない誤解のまま会話が進んでいたり、ちゃんとコミュニケーションが取れていたりと不思議な関係を作り出す。 もともと感情のもつれのあったロシア人兵士とフィンランド人兵士の間にいくつかの問題が起こり・・・・ 書くと、なんだかつまらない話になってしまいそうですが、ぜひHPを見ていただき、映画も見て欲しい! ラップランドの荒涼とした、しかし美しい風景、言葉、生きること、人生の考え方などなど、見ながらいろんなことを考え、風景の中に溶け込んでいくようでした。 ストーリーの中に、死線を越えそうになるシーンがあるのですが、賽の河原のような石がつんであったり、これがロシア人の考える三途の川か・・・とか、思いながら見て、ストーリーとははなれたところで興味深いところもありました。 しかし、エンドクレジットは一言もわかりませんでした。ロシア語はわかりませんね。 うそッこ読みもできませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月23日 23時41分21秒
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