カテゴリ:読書
ミラクル三年、柿八年 かんべむさしさんの久々の長編小説のような現実のような作品で、楽しみました! こんなラジオやっていらしたんですね。さすがにラジオ大阪の番組は知りませんでした・・・ この本はかんべむさしさんの3年に及びこのラジオ番組の経験を小説というか、エッセイ風というか に書き下ろした作品。 ラジオ番組がどういう風に作られて言うのか、その中でプロがどう動き、プロではない人がそこに参加するということはどういうことなんだろうかと、かんべさんの妙に論理的な、鋭い視線でていねいにつづられ、飲み込まれるように読んでしまいました。 なるほど~、そうか・・・、と、笑ったり、納得したり、 面白いなあと思っていた「かんべむさし」の生の姿にちょっと触れることができたような嬉しい作品でもありました。 レビューより 二〇〇五年一月、作家「かんべむさし」は一通のメールを受け取る。 AMラジオ早朝ワイド番組のパーソナリティを、月曜から金曜までの毎日担当しないか、という依頼だ。 しかも裏番組は三十年続く大物の人気番組。作家活動との両立は可能なのか、作家的な発想と思考を、朝のワイド番組でどう生かすのか。 試行錯誤の日々が始まった。そして作家は、活字人間と電波人間の気質の違いを痛感しつつ、刺激に満ちたラジオの仕事に熱中する…。 ユーモラスで軽妙な会話と柔軟で緻密な思考が、爽やかな朝の空気の中でざわめく、意欲的書き下ろし長編。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月05日 17時20分39秒
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