【振り返りレビュー】『俺のお嫁さん、変態かもしれない』1巻
俺のお嫁さん、変態かもしれない 1【電子書籍】[ 神楽 武志 ]価格:671円 (2023/9/17時点)楽天で購入※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。振り返りレビューとは?私は「2023年7月」から「YouTube」と「ブログ」を始めたので、それ以前に購入した1巻目のレビューは書いていない。とはいえ、需要があるかもしれないので、2023年の1月~7月までに発売されて購入した作品に関しては、ざっくりとした感想を残しておこうと思う。反響やアクセスが多いようなら、「2023年発売されたラブコメランキング!」など年間を通してのベストな1巻を動画およびブログで公開するかもしれない。作品概要著者:神楽 武志, 両角 潤香, くろい, あゆま紗由レーベル:MFコミックス アライブシリーズシリーズ名:俺のお嫁さん、変態かもしれない発売日:2023年01月23日出版社:KADOKAWAざっくり感想ライトノベル原作のコミカライズ作品。私は原作未読なので比較はできておらず、本作のみの感想になる。ある理由から、交際0日で結婚することになった新藤裕樹(しんどう ゆうき)と三田涼香(みた すずか)。ある日、2人はお金を出し合って宝くじを買うことになり、高額当選したあかつきには半分ずつにわけるという約束をする。結果的に本当に当選してしまい大金が舞い込むことになるが、このままでは莫大な贈与税が発生してしまい、当選金の大半を失ってしまうという状態になってしまう。それを回避するために結婚するという展開は、なかなか面白い設定だと思う。物語は主役2人の新婚生活を描いているわけだが、ふたりは恋人同士ではないものの、元々つき合いの長い幼なじみという関係。物語開始時点でお互いある程度好意を持っているという状態なので、序盤からイチャイチャしたやり取りを見せてくれる。裕樹のほうについては、部活動で問題を抱えており深刻な描写があるが、そこを涼香に癒やされるという流れになるので、全体の雰囲気としてはコミカルなノリの作品と言える。ヒロインがかわいらしく献身的、巨乳であることを含めて、適度にお色気要素も提供してくれるので、やはりそこが見どころ。個人的に楽しめた部分は結構多いが、気になった部分も無くはない。ヒロインのキャラクターにクセがなく、タイトルにあるような「変態」と呼ぶには、ややモノ足りない気がした。彼女は漫画家志望という設定だったので、そこをもう少し絡めても良かったのでは?と思ってしまう。また、主役2人について最初からお互いへの好感度が高いという点も、見方を変えると序盤の時点で関係性が出来上がってしまっているとも取れる。全体的にキレイにまとまってはいるものの、物語に起伏が生まれにくくなってしまったという印象。ヒロインが魅力的に見えるのは間違いなく、すんなりと読めるタイプの作品なので、絵柄が気に入ったらオススメ。どうでもいい部分かもしれないが……作品の感想とは一切関係なく、些細なことに気になってしまう自分の性分のせいだが、著者が「神楽武志×両角潤香」とダブルクレジットになっていた理由が不明。原作:くろい、キャラクター原案:あゆま紗由となっており、原作ライトノベルのテキスト、イラストを、このお二人が担当していたのはなんとなくわかる。著者の方々がそれぞれどういう業務を担当しているのか?私の見落としでなければ、1巻の中には詳しい説明は無かったと思う。コンビやチームでマンガを描いているのか、はたまた別の理由があるのか、よくわからなかった。魅力的な絵柄だっただけに、どういう形で分担しているのか知りたかったところ。私は作者の人となりを知らないほうが作品を楽しめる派の人間なので、あまりツイッターや個人サイトをチェックしない。調べれば理由は出てくるのかもしれないが、少々気になってしまった。俺のお嫁さん、変態かもしれない 1 (MFコミックス アライブシリーズ) [ 神楽 武志 ]価格:671円(税込、送料無料) (2023/9/17時点)楽天で購入