2010/07/03(土)02:08
言葉を失った朝・・・
何かの間違い?と言う今朝の知らせ・・・。
茫然と記事を見ていると涙声のヨンハチングの声、
そして、韓流ファンでない友人からもメール。
それから、夢中でネット記事を追いかけて、
否定出来ない事実だと再度確認すると
もう何も言葉にはならなかった。
パク・ヨンハさんが自殺 自宅で遺体を発見
(SANSPO.COM 2010.6.30 11:40記事)
パク・ヨンハさん死去「父親が胃がん闘病中でつらそうだった」
(エンタメコリア 2010/06/30 08:38:20記事)
日本でのコンサートツアーの合間の出来事。
ウツであったとか、そうではなかったとか
憶測記事は出ているけれど、癌のお父様を
献身的に介護して、自室に戻る前に「ごめんね」の言葉。
私の母は脳卒中で、学校に行く前に普通に会話をして
家に帰って来たときは、帰らない人となっていた。
悲しむ間もなく葬儀も終わり、母の死を実感したのは
1年も経ってのことだったと思う。
そして、父はヨンハのお父様のように胃がん宣告を受け
日に日に弱る父を見るのは、精神的にかなり辛かった。
もう嫁いでしまっていたので、毎日病院には行かれないこともあった。
わざと息を止めて私を引きとめることもあり、そんな時は
ずっといたいけれどと、詫びる気持ちが沸きあがった。
ただネットやテレビ映像を通しての記事だけれど
ヨンハの心の痛みはひしひしと伝わってくる。
そして、仕事上のことでも「信頼できる人がいない」との記事も。
事業に芸能活動にいろいろ重圧もあるのでしょう。
家族が重い病にかかって気にかけている時でも
避けがたい嫌な現実は、嵐のようにやってくる。
2004年、冬のソナタが地上派で放映中の時、
途中からレンタルビデオで見て最終話を見たのは6月・・・
見終わった1時間後に甥から「父が亡くなりました」の報告。
心停止して再度、心臓の鼓動を聞くも5日後には他界した兄。
その兄の葬儀も終え、臨時の仕事にバタバタとしていた時、
冬ソナのサンヒョク役のパク・ヨンハが来日していると知り
ランドマークでイベントがあると当日の夜明け前にわかって
蒸し暑い小雨の中、会場に出かけると最上階まで大勢の人。
そこで見た初めての韓流スターは役の通り優しそうな笑顔を浮かべ、
歌いながら会場の多くのファンを見上げてそして涙ぐんでいた。
兄の7回忌も終わり、20日のよこすか芸術劇場でのコンサートは
是非、行きたかったけれどあれこれ雑事に追われる日々。
東京国際フォーラムもあるし、パシフィコ横浜でもあるしな・・・
と納得させていたら、もうその日は来ることがなくなった。
誰より最愛の夫の病を気に病んでいるオンマが
突然、最愛の息子を亡くして、どれほど辛いかと思う。
ネットを見れば号泣するソ・ジソプの写真に、また涙が頬を伝う。
ドラマより悲しい結末・・・・。
(こんな素晴らしい親友がいたのに・・・
苦しみを吐き出せなかったのでしょうか・・・)
テレビの映像には、優しい笑顔のヨンハが映し出され
やはり「何故・・・何故・・・」
病床に伏せるサンヒョクをユジンが泣きながら責めるシーン、
ふと思い出されてしまう。
あなたがアボジより先に天に行ってしまってどうするの・・・
今日は私の結婚記念日だけれど・・・
この日が毎年ヨンハの命日にもなってしまった。