レンタルDVDで「GOEMON」を観た。天地人の影響で「三成は小栗旬」という概念が植えつけられてしまったが、要潤の冷酷な悪役三成も良かった。もっと悪役をやればいいのに(自分が見てないだけかもしれないが)。端正な顔立ちの人は悪役がはまる。奥田瑛二の切れた秀吉、伊部雅刀の家康も良かったが中村橋之介の織田信長が中でも一番良かった。「踊らされるなら自ら踊れ」といって舞を披露するシーンは印象に残った。
衣装(舞台衣装みたい)や建物などのデザインが奇抜だったり、戦国時代だけど畳なし、五右衛門が屋根の上を逃げまわったり、戦闘シーンはゲームのようなど映像は見ごたえあった。
最後の関ヶ原は三成・黒×家康・白という発想は感心した。でも白組の兵隊はスターウォーズ ダースベーダーの兵隊(ストーム・トルーパーというらしいです)みたいだし、黒組はヤングジャンプに掲載されているSHIDOO(高橋ツトム)の百心郷の兵隊みたいだった。最初のお祭りの場面も「阿修羅の瞳」っぽかったし、全体的な雰囲気は「300」と似ている気がした。(映像のトーン)
2時間は長すぎ。石川五右衛門という人物自体がエンターテイメントなんだから重い題材は抜いた方がもっと楽しめたと思う。同じ監督のキャシャーンもいつかは見てみたい。
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最終更新日
2009年11月09日 08時43分41秒
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