|
カテゴリ:カテゴリ未分類
ニッキーの家から30分くらい離れたとろこにある街、ザンクト・ガレンに行った。
そこにある歴史博物館から、一般公開されていないホピ族のカチーナと陶器について、ルーベンから説明を聞きたいとのことで、ここのスタッフからご招待を受けたのだ。 ホピ族の先祖が作ったものもあれば、ニューメキシコの部族がつくったものもあった。 それらをひとつひとつルーベンは丁寧に説明をしていった。 中には、ホピ族がつくったであろう竹で作ったツールがあったが、ルーベンでさえも何に使われたのかわからなった。ホピに戻った時に、長老たちに聞いてみると言っていた。 写真は、ルーベンとジョーデンが真剣な顔をしてそのツールを見ているところ。 面白かったのは、そこで待っていたカチーナ(ホピの神様の人形)。 200種類以上あるカチーナの中で、これはHey-Hey A カチーナだった。 ちょうど、ルーベンが生まれた年に作られたものだった。 先週の土曜日と日曜日に、このヘイヘイアカチーナのお祭りがホピで行われていた。 ルーベンたちは土曜日だけ参加して、日曜日にスイスに向けて旅立った。 そして、チューリッヒでまた同じカチーナが出迎えてくれていたというわけだ。 ルーベンは、これには偶然以上のものがある・・としみじみ語っていた。 このカチーナが象徴する意味はバランス。 良いと思えることは、悪いことでもあり、悪いと思えることは、良いことでもあるという。 博物館の中には、ネイティブアメリカンの他の部族のものや、アフリカの原住民の古いものなどが飾られていた。 古いものには、いろいろなエナジーも含まれている。 見てまわるうちに胸にツーンと痛みが走った。 そのとき、ルーベンを見たら、ホピ族が魔除けにつかっているベアルートという木の根っこをポケットから出していた。 博物館を出た時、「まあいろいろとあるね。すべてそのまんま、あるがまま、感じたまんまが大切だね・・」とお互いに胸の痛みを感じながら、口数少なく石畳を歩いた。 写真は、お祈り以外のときは、めちゃくちゃおちゃめな和美さん。 ご一緒させていただいて、とても楽しませていただいている。 その後は、ザンクト・ガレンの街を散策した。 おしゃれな店が並ぶ。物価は、アメリカと同じくらいか少し高いような気がする。 セドナにあるようなニューエージショップで、アセンディッドマスターのポール・ベネティアンと、ハイラリアンの絵を買った。 セドナでもこの二人の絵はなかなかみつけられないので、ここで見つけられて嬉しい。 セドナに持って帰ろーっと。 世界遺産に登録されている大聖堂を見ながら、ぶらぶら歩いた。 街行く人々もとてもおしゃれだ。 男性も女性も着こなし方がどこかアートで、靴にもこだわりが見える。 ドイツ語がとびかう中で、カフェに座るおしゃれな人々を見て、ヨーロッパだなーってしみじみ感じた。 つづく・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|