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朝、ホピの村のモーテルで目覚めた私は、夢の中のことをもう一度頭の中でリピートしていた。
何だか、やけにスケールの大きな夢だった。 まるでマモスから届けられているような感じだった。 隣のベッドでは、ちょうど、かみんちゅの和美さんが目を覚ましたところだった。 二人でそのままベッドの上でゴロゴロとまどろみながら、夢の内容のことやギャザリングで感じたことを私はシェアした。 和美さんは、「あなたが受け取ったメッセージは大切なことだから、ちゃんとメモしておきなさい。」と私に言った。 私は、こんなにはっきりと覚えているから、メモはしなくても大丈夫だと過信して、メモをとらなかった。 だが、それからの数日間は、ものすごく濃い日々で、いろいろな経験をして、いろいろなメッセージを受け取り続けていた。・・そして、今、私がこれを書きながら、あのときのベッドの上で話していた内容のことを思い出そうとしたら、きれいさっぱりと忘れていた。 そうかぁ・・。 こうやって、忘れて行くんだぁ・・。 だから、メモをしなさいって言っていたのかぁ・・。 ・・・と今さらだけど、和美さんが言っていたことは正しかったなぁ・・っと振り返りながらつくづく思った。 ベッドから起きて、部屋のドアを開けて、空気の入れ替えをしていたら、開けたドアから白い服を着た人が見えた。 わ~~!!マモたちだぁ~~! コギ族のマモたちは隣の部屋に宿泊していた。 知らなかった・・。 彼らは、ホピの村の誰かの家にお世話になっているのかと思っていたが、アルワコ族の人たちが泊まる家は見つかったが、コギ族の人たちが泊まる家が見つからなかったらしい。 夜中にこの部屋を急きょとって、チェックインしたとのこと。 隣で、マモたちが寝ていたから、英知に満ちた大きな夢を見たのかなぁ・・って思った。 アダムの話によると、昨夜、マモたちが寝る時、マモたちにとっては、生まれて始めてのホテルのベッドで、どうやって寝たら良いのかわからなかったらしい。 アダムがシーツとシーツの間に体を滑り込ませて寝る方法を実践して教えていたら、 彼らは目をキラキラさせて、始めての体験をウキウキと喜んでいたらしい。 うふふ・・、文化交流・・♪ 私たちは、モーテルの横のレストランで一緒に朝食をとった。 もうこのときは、日本語とかコロンビアの現地語とかなんてまったく関係なくなっている。 目を見て、にかっ!と笑い合うだけで、ハートとハートが通い出す。 コギ族たちは、コミュニケーションのひとつとして、日常的にテレパシーを使っている。だから、目を見ているだけで、そして、静に横にいるだけで、大きな渦の中に一緒に入って、エナジーが交流されていくのを実感する。 宇宙と大地とまっすぐにつながっているマモから、その英知が投入されてくる感じ。 この感じって、確か、なんかの映画で見た感じがする。 「コンタクト」だったかな・・。 「アバター」だったかな・・。 これからの人類は、このコミニュケーションをとっていく時代に入って行くって思った。 創造主から伝えられている本来の古の方法に戻って行く。いや、戻るというか、そこに現代の私たちにそったやり方が加わった方法になっていくのであろう。 朝食後、私たちは、ホピの村で、ガス・電気・水もない土地で、創造主マサウの教えを実践して生きている長老「ロイ・リトル・サン」の家を訪れた。 つづく・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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