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カテゴリ:月曜日
今日、彼の墓前で手をあわせた時
どうしても、さようならが言えなかった。 「お別れ言っておいで」って言われたけど お別れは言えなかった。 想ってることの、1番と2番と3番だけ言った。 彼の足跡 彼の笑った顔 彼の口癖 彼の声 いろんなものが次々に浮かんできたら もう、真っ先にありがとうと言っていた。 彼には、ほんとに助けられたし、救われたし、楽しかった。 最後に彼に助けられた、先生との関係の時だってそうだ。 「どうすれば当てられないで済むか」を考えてた私が、彼のさりげない優しさでもって 「当てられた時にどうするか」に考えが変わった。 当てられない方法ばっかり考えた時間を、今は教科書に目を通したり感じ方を変えてみたりして ゆっくりと無理しないで向き合うということを覚えた。 今日も、他の先生の授業には時間が合わなくて出られなかったけど、その先生の授業だけは出た。 あの時と同じ月曜日、あの時と同じ先生 あの時と同じ科目。 彼が何度も何度も通った道を戻りながら、いろんな思い出を思い起こして 彼はすごいパワーの持ち主だなと思った。 それな別にオカルト的な意味じゃない。彼の優しさの力。 本当に、いい友達に出会えて、幸せ。本当に、たくさん元気をもらった。 今思ってるのは、彼が彼らしく配った優しさのように、私も優しさを自分なりの形で誰かに配ろうと思った。そのためにも、生きようと思った。またいつかみたく、疲れ果ててしまうかもしれない。でも、もうその先に死を望んだりはしない。生きてく。 じゃなきゃ。そうじゃなきゃ、彼に貰った優しさを捨てることになるから。 ありがとう。 いろいろ心配かけました。ごめんね。 また来ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.18 22:00:01
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