キャバリア・ソープのママ日記

　出張をしたわけでもないのに、突然お土産を買ってきてくれたソープパパ

　『みんな、たくさん買ってたぞ～』

　『これ、えびせんの里でしょう。観光バスで来た

　おばちゃんでいっぱいじゃなかった』

　『え～なんで知ってるの～』

　（同じ物をいただいたことがあるからだよ）

　どうやら私たちを喜ばそうと思ったようですが、以前に同じ物を

　いただいて、結局食べきれなかったことがあるんです。

　『うちは３人しかいないんだから、どうせ買うなら

　　　小袋サイズにすればよかったのに・・・・』

　『でも、おばちゃんはみんなこの大袋を買ってたよ。

　　こっちのほうがお得感があるし・・・・』

　『こんな大袋買ったんだから、あなたが責任もって

　　食べてよね』

　せっかくはりきってお土産を買ってきたわりには、

　ふんだり蹴ったりのソープパパでした。

　お兄ちゃんは、えびせんよりもいかの干し物のほうが気になったらしく、

　『これって、このまま食べていいよねぇ・・・』と

　真顔で聞いていました。

　テーブルにおいてあるものはなんでも食べられると思っている

　食いしん坊のお兄ちゃんと、人だかりを見るとついつられて

　買っちゃうソープパパ、なんだか笑える親子です。

『ドウセ　ボクノ　オミヤゲハ　ナインデショウ』

　ちょっぴりいじけ気味のソープです。