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先日キャンがハサミを怖がるのはお話しましたが、臆病ゆえにキャンの天敵はかなりあります。
まずは小さな子供。 これはキャンが生後11ヶ月の時に、ダンナサンの友人が1歳の赤ちゃんを連れて来たことから始まりました。 キャンは生まれて初めて小さい人間(子供)を見たのでしょう。 恐る恐る近寄っては匂いを嗅いだりしていたのですが、赤ちゃんにとってはキャンは最適な遊びの的。 キャンは部屋中ずーっと追いかけられ、パパや私に抱っこ抱っこと逃げて来た。 それでも無理に赤ちゃんから遠ざけるのも可哀想と思っていたのでほっとくと、テーブルの下などに逃げ込みました。 その時は初めて赤ちゃんを見た+ダンナサンの大学時代の友人が男女含め6人も来ました。 幼いキャンにとっては慣れない人だらけで余計に神経が疲れてしまったのでしょう。 それからキャンの脳には子供=危険の文字がインプットされてしまったようです。 それまでは小学生に囲まれ触られてもウレションしたり全然平気だったのに、それからは奇声を発したり、キャンに近づいて来る子には吠えるようになってしまいました。 病院の先生も「このコ達は1度嫌なことがあると絶対忘れませんから・・・」と言われました。 もちろん大人しくただ通り過ぎる子には吠えたりもしません。 子供の甲高い声や走ったりという動作がきっとあの追い駆けられた時を思い出してしまうのでしょう。 もうこれはどうしょうもなく、慣れさせるために誰かの赤ちゃんに近づけて噛んだりしても怖いので、我が家に赤ちゃんができてから慣れてもらうしかないでしょう。 実際、キャンのように子供が天敵だったけど、家に赤ちゃんが生まれて平気になったという話も聞きますし・・・ ただそれまでは子供がいきなり来て手を出して噛まれたら大変なので、こっちは常に目を光らせて小さい子が寄って来たら避けないといけません。 あと散歩途中の天敵。 これはバイクのエンジン音に、吠えてるワンちゃん、カラスの鳴き声です。 いつも散歩・・・というより匂い嗅ぎと言う感じのキャン。 匂いばかり嗅ぐので散歩もノロノロすることが多いです。 ところが上空でカラスがアーアーと鳴いていたり、よそのワンちゃんが怒ったように吠えてるとたちまちキャンはビビってしまって、スタコラサッサと早足になります。 バイクのエンジン音で大きな音が聞こえたら、よそのワンちゃんが落とした干からびたウ○チをよそに一目散に家を目指して走ります。 散歩し始めの時は家にUターンして帰ることも・・・ 雨も天敵です。 小雨であっても少し歩いて、地面が濡れていたり、顔に雨粒がかかると「これは私の歩く道じゃないわ」とでも言うようにUターンして家に戻って行きます。 次は家の中の天敵。 これは散歩中と同じく換気扇から外の音が聞こえてきて、カラスや外のワンちゃんの声が聞こえてくると慌てて私のヒザの上に乗ってきます。 雷なんか鳴ったらさぁ大変! 私のヒザの上から絶対離れないし、私がキャンを下ろすと又上って来るし、ヒザの上に乗れない座り方をしていると私の腕をこれでもか~とカシカシ引っ掻き、抱っこしてくれ~とせがみます。 あと掃除機、コロコロ、毛玉取り、メジャー、ガムテープ、とキャンの天敵は多いです。 掃除機は私は掃除機を引きながら移動しているためかどうも生き物と間違えているようです。 怖いながらも私が他の生き物を引き連れているのにヤキモチを妬いてずーっと距離を置いて後から着いて来ます。 私が掃除機のスイッチを切ると飛んできて、口を舐めたりひっくり返ったり・・・ 以前、ワンちゃんが借りれるところでキャンが遊ぶのにいいだろうと小さなピンシャーを借りた時、私がピンシャーのリードを持ってると散歩どころではなく、一生懸命パパが引くリードを引っ張り私の元へやって来ました。 これを逆にしても同じ。 今度はパパがピンシャーのリードを持つのが気になって気になってしょうがない。 なんか取られる気がするようです。 多分、掃除機も同じ感じなのでしょう。 ただワンちゃんではないし、えたいの知れない物だから怖くて近づけないキャンはストーカーのごとく、掃除中の私の後を着いて来ます。 掃除機をかけ終わると今度はコロコロ。 あれもコロコロさせるとなぜか怖いようで、ソファの上にいてももっと遠くへ逃げて行きます。 毛玉取りはスイッチを入れて、あのジリジリする音がやはり怖いようで、スイッチ入れると吠えるんです。 メジャーこれは大変! キャンのお洋服とか注文するのにメジャーで測ろうとすると、シッポを丸めたり腰まで丸めて、しまいにはひっくり返ってしまいます。 ひっくり返ったら測れないのに余程怖いらしいです。 怖い原因は最後に引っ込めるボタンを押すとシュルシュル入って行くことらしいです。 掃除機のコードも同様、最後にシュルシュル入って行くと慌てて逃げ出します。 やっぱり勝手に動くから生き物だと思っているのだろうか? 最後にガムテープ。 宅急便の荷物を梱包していて、気付きました。 ガムテープを出す時にビビッと音がしたり、あのバリッとする音が怖いようです。 ガムテープを本体ごと転がすと、慌ててシッポを丸めて逃げて行きます。 ガムテープとコロコロはキャンにとっては似たような感じなのかもしれません。 上に述べたものはキャンが絶対的に怖がるものですが、ある程度のものだと逃げるものの怖くはなく遊ぶものも・・・ ムヒやメンタームのリップ、みかんの皮、炭酸飲料は臭覚的にやられてすごいオーバーアクションするものの、歯を剥いて果敢にチャレンジして来ます。 梅干は1度舐めさせてみたけど、ホント人間のようにすっぱいクシャクシャの顔をします。 このようにキャンの天敵はいっぱい存在します。 臆病ゆえに普通のコよりも天敵が多いけど、ママとしてはこれからは少しでも克服できるようたくましく育っていって欲しいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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