書いとこ☆

今日はトニトニワールド昼公演の後、歌舞伎座に移動して12月大歌舞伎の夜公演に行きました。

実は、疲れてヘロヘロで。トニトニワールドは２階の奥の席だったんですが、双眼鏡を覗くのもクラクラしちゃってダメでした。

昼公演の後、ホテルに戻って寝るしかないかな～とも思いましたが、お友達に会って一緒に食事をしたら、何とか復活して歌舞伎座に行けました。食事は大事ですね！私の場合特に(笑)。



12月大歌舞伎@歌舞伎座
16時30分開演
『仮名手本忠臣蔵』

〇五段目 山崎街道鉄砲渡しの場、二つ玉の場

早野勘平に染五郎さん、与市兵衛に大蔵さん、千崎弥五郎に高麗蔵さん、斧定九郎に獅童さん。おっと忘れちゃいけない猪くん(ご苦労様です)。

〇六段目 与市兵衛内勘平腹切の場

早野勘平に染五郎さん、おかるに七之助さん、母おかやに吉弥さん、一文字屋お才に萬次郎さん、源六に亀蔵さん。


〇七段目 祇園一力茶屋の場

大星由良之助に幸四郎さん、おかるに玉三郎さん、寺岡平右衛門に海老蔵さん、三侍に亀三郎さん、松也くん、廣太郎さん。鷺坂伴内に幸太郎さん、斧九太夫に錦吾さん、大星力弥に児太郎くん。それと、仲居さん達の中に小山三さんがいて、お客さんから大きな拍手をもらってました。


〇十一段目 高家表門討入りの場、奥庭泉水の場、炭部屋本懐の場

大星由良之助に幸四郎さん、力弥は児太郎くん。小林平八郎に獅童さん、竹森喜多八は松也くん。


配役を書くだけで疲れた！
以下に感想を少し。


染五郎さんは、勘平役を本当に完成させて来ましたね！こういう勉強のしかいがあるお役が好きなんでしょうね～。依然、地方の小さいホールで最前列で團十郎さんの勘平を観たことがあります。殆ど同じ目線の高さで拝見したのですが、確かに勘平の役は、細かいしどころが沢山あるんですよ～。手順も複雑で。

染五郎さんの勘平、不自然さを全く感じず、物語に引き込まれました(*^^*)

それと、海老蔵さんの平右衛門！ちょっといい男すぎたかな？(*^^*)
でも、玉三郎さんのおかるのお兄ちゃんなんだから、やっぱり美形で正解ですよね～。

由良くんは仇を打つ気がないんだ～と嘆く平右衛門に、『あるぞえ』とおかるが盗み読んだ手紙の内容を耳打ちしているシーンには、うっとりしてしまいました。

海老蔵さんは、昼公演の高師直も含め、初役が多くて大変でしたが、ファンとしては今までにない役柄の海老蔵さんに会えて幸せでした。ありがとう！

あとは、六段目の亀蔵さんがよかったです♪
十一段目の獅童さんと松也くんとの立ち回りも素晴らしかったです。お客さんも拍手喝采でしたね。

幕が降りてから出口に向かっていると、あちこちから『良かったね～』という声が聞こえてました。

頑張ってくれた若手俳優陣に拍手です！＼(^-^)／