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カテゴリ:DIY
毎日暑い日が続き、バテバテで何をするにも気合を入れないと動けなくなっています(笑) IRS2092を使ったD級アンプの音を聞いたMAさんからのご依頼で、もっとパワーのあるD級アンプを! と言うことで、昨年末より、構想・作成を進めてきたアンプがあともう少しで完成する手前までこぎつけました。 今回は「ICIR4301」を使ったLV2-PWAMというアンプモジュールを使って、 「電源別筐体ツインモノラルD級BTLアンプ」という、ド級なアンプとなっています。 (LVX-PWAM-SETとは何が違うのか?) いくつか特徴がありますので列記します。 1.電源別筐体 2.D級BTL構成 3.理想ダイオードモジュール整流(LT4302 秋月M-07921) 4.超ローノイズ・レギュレーター(TPS7A470/TPS7A3301)電源 5.SSR利用ラッシュカレント対策(PIC12F609コントローラー) 6.PIC10F200利用ミュートコントローラー 7.人工大理石のサブシャーシ(制振) 秋月さんの理想ダイオードモジュールです。 SiCダイオードと迷いましたが、一度は使ってみたかったので・・・
真ん中に写っているのが超ローノイズ電源です。 EMIフィルター、オーディオ用電解コンデンサーなど豪華です。 アンバラーバランス変換回路の電源として使っています。 Ti社のTPS7A4700/TPS7A3301はちょっと手が出ない形状なので、ストロベリ・リナックスの電源モジュールを利用しています。(こことここ) これが突入電流制限パワーオン回路です。インラッシュカレント(inrush current)にはずいぶん苦労しました。 トロイダルトランス+高容量コンデンサーの突入電流がこんなにすごいとは思いませんでした。 10Aのヒュースが簡単に飛びます。(こわ) 入手可能なパワーサーミスター(PCT)ではダメで、SSRをPICでコントロールする形式としました。 抵抗とリレーの組み合わせの回路、抵抗とSSRの組み合わせの回路、ネットのラッシュカレント対策の 回路などいろんなパターンの回路を考えましたが、PICでACのON時間をコントロールする方式としました。 電源同期でAC出力をコントロールできるようにし、なおかつ2つの出力も4πずらして制御するなど 出来るだけ起動電流の影響を無くすようにしています。ちなみにPICの電源はトランスレスです(汗) SSRはSHARPのS216S02 250VAC16Aを2個使っています。 PICは12F609です。 12F509で時間制御を考えていたのですが、AC信号で割り込みを使う方向に変更したので12F609に 変更しました。 509は割り込みが無い(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.08.13 14:44:42
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