ライバルを失ったイ・ジュンギ
昨日、書店に行って韓流コーナーを物色してて・・そして、この記事を思い出したので掲載することにしました。数日前に上がった記事です・・・☆ <チュ・ジフンというライバルを失ったイ・ジュンギ>イ・ジュンギとチュ・ジフンは1982年生まれの同じ年として、チャン・ドンゴンとチョン・ウソン時代を引き継ぐことが有力視された次世代走者たちだ。もちろん見た目にはイ・ジュンギに比べるとチュ・ジフンのネームバリューが低いのは事実だが二人の成長過程を見ると、まるで双子のように似ている。イ・ジュンギのドラマ初主演クラス出演作の<マイガール>と、チュ・ジフンが初主演したドラマ<宮>は同時間帯で放送されていた。初対決では<王の男>シンドロームを背負ったイ・ジュンギが視聴率的に勝利したが、チュ・ジフンも<宮>シンドロームに乗って一気にスターに浮かんだ。その後、シンドローム性スターではなく演技派への変身を試みたのはチュ・ジフンが先だった。彼は次作品<魔王>(2007年)を通じて魅力的な悪役キャラクターを演じ、新人らしくない深みのある演技で賛辞を受けたのだ。それから数ヵ月後に<美女は柘榴が好き>のCMと<フライダディ>によりアンチ100万人の爆撃を受けていたイ・ジュンギはドラマ<犬とオオカミの時間>(2007年)を通じて自分に対する一発屋のような評価を賛辞に変える事に成功した。以後、イ・ジュンギは<華麗なる休暇(光州5.17)>とドラマ<一枝梅>(2008年)を、チュ・ジフンは映画<アンティーク>(2008年)を成功させて20代俳優たちの中で、数少ないチームトップを任せられる演技力と興行力が認められたスターとして確固に位置づけた状態であった。 そのためか?先日、チュ・ジフンの薬物波紋が起こった時、一番最初にイ・ジュンギの顔が浮かんだのだ。イ・ジュンギは過去数年、知らないうちに善意の競争を繰り広げていたライバルを一瞬のうちに失ったのだ。確かにネームバリューではイ・ジュンギが先を行く状態で、ライバルに見えないような二人だがチュ・ジフンという存在は確かに立派な刺激剤だったことは明らかだ。同じ年の上、似ている成長過程を経て一番注目された次世代走者だったから。元々、チャン・ドンゴンとチョン・ウソンのライバル関係もイ・ジュンギとチュ・ジフンの関係と変わらない。チャン・ドンゴンは<ブラザーフッド>で千万観客の俳優に上がったが、チョン・ウソンの最高興行作は600万を越した<ノムノムノム>であり、チャン・ドンゴンはドラマでも<ドクターズ><最後の勝負><イヴのすべて>等など高視聴率作品が整然と並ぶが、チョン・ウソンは<アスファルトの男>しかない。それにもかかわらず大衆は二人を韓国映画界を代表する俳優であり<ライバル>と呼ぶことをためらわない。これと全く同じなのがイ・ジュンギとチュ・ジフンのライバル関係だ。 イ・ジュンギとチュ・ジフンのライバル構図が、予想する事が出来ない事件によって割れてしまったがまさにこのライバル構図によってチュ・ジフンの再起は不可能なことと見える。社会的に物議をかもした芸能人が、兔罪符を受けてまた再起するためには、彼が違う誰かによって代替が不可能でなくてはならない。 すなわち、大衆がチュ・ジフンの空席を大きく感じてずっと惜しがればこそチュ・ジフンは戻ることができるのだ。 しかしここで 、まさにライバル イ・ジュンギという存在だ。二人がその間善意の競争をしてきただけチュ・ジフンにできることは、イ・ジュンギにもいくらでもできる。 活動領域が完壁に重なるというのではなく 同じ 20代を代表するチームトップ型俳優として、チュ・ジフンの空席をイ・ジュンギがいくらでも埋めることができるのだ。例えばで, チョン・ウソンが<ブラザーフッド>のチャン・ドンゴンの代わりをしたら・・・またチャン・ドンゴンが<ノムノムノム>のチョン・ウソンの代わりをしたら・・・ たとえ二人がキャラクターをまったく同じく表現することはできなくても、大衆はいくらでも満足することができたはずだ。 これがまさにライバル関係が持った恐ろしさだ。 善意の競争をする時にはお互いに刺激を与える存在として努力と発展の原動力になってくれるが、どちらか一方に危機が近づけばライバル関係は冷酷な刃に変わってしまう。何故ならばライバル関係が、基本的にお互いに対する代替制の概念を含んでいるからだ。 こんな特性によってライバルを一番親しい友達と同時に一番恐ろしい敵だと呼んだりする。 したがってイ・ジュンギがいる以上、麻薬波紋で強制引退状態になってしまったチュ・ジフンの再起は、事実上不可能に近いと思われる。 大衆がチュ・ジフンに対する惜しさを感じればこそ再起が可能なのに、チュ・ジフンの惜しさをイ・ジュンギが満たすことができるからだ。そうだとして今の状況がイ・ジュンギに有利なことだけではない。 どちらにしてもイ・ジュンギはチュ・ジフンとのライバル構図で先に進んでいて、 マラソンのような長期レースである演技者生活をするにおいて、後から追って来る存在が刺激を与える、善意のライバルはいた方が良いからだ。 1位だという自惚れと傲慢に抜けないようにしてくれて怠惰になって怠けになる危険をあらかじめ防止してくれるからだ。 千万観客の俳優'というニックネームを持った演技者たちは極少数に過ぎない。 単純に千万観客を動員した映画に出演したことだけではだめで <グムエル=ソン・ガンホ><ブラザーフッド=チャン・ドンゴン>のようにその映画を見た観客たちが、一番先に思い浮かぶ顔にならなければならないからだ。 そんな意味でイ・ジュンギは実にすごい幸せ者だ。 ほとんど無名に近い新人が、初主演作を通じて千万観客を動員したことだけではなく<王の男=イ・ジュンギ>という公式を成立させたからだ。 また、韓国映画歴代興行順位 2位に輝く<王の男>と共に9位を占めた<華麗なる休暇(光州5.17)>という興行作も存在する。韓国映画歴代興行順位 TOP10に出演作が二つ以上あるのはチャン・ドンゴンとイ・ジュンギだけなのだ。ここにイ・ジュンギは <犬とオオカミの時間><一枝梅>を通じてドラマ係で高視聴率を保障する興行力を認められた。そして、チャン・ドンゴンの 20代時代を連想させるだけでなく、最近<アンチをファンに変えることができるスター>として、賢い歩みを進んでいる。 したがって歩調を合わせてくれるライバルは失ったが、イ・ジュンギが今のペースをずっと維持することができたら遠くない未来にイ・ジュンギは現在チャン・ドンゴンが、大韓民国映画界でしている役目を受け継ぐようになる可能性が高い。 そうなる為にもイ・ジュンギは今回のチュ・ジフンの事件で教訓を得なければならない。 と・・・。もしかしたらチュ・ジフンssiのファンの方が見たら不快に思われる記事かもしれませんが、ワタシも<宮>が初視聴 韓国ドラマであり、<シンくんカッコイイ>と思ったオンナです。そして、今回のことに胸を痛めている一人です・・・決してジュンギが褒められてる・・・なんて気持ちではなく、この記事を見て<あぁ~そうだったのか!><ジュンギとジフニってこんなに似てたのね>と驚き・・・。そして、書店で見た韓流雑誌のほとんどにチュ・ジフンという俳優が大きく扱われ・・・。まるでこの記事に書いてあることの真逆の状態の日本での二人の立場・・・。これが少し不思議でもあり、面白くもあり・・・そして、やはり今回の事件は残念であり・・・。でもね、ワタシの意見はこの記事とは違います。ワタシたちにとっては、イ・ジュンギはチュ・ジフンの代わりにはなれないしこの先、もし・・・ジュンギに何かあったとしても他の誰もイ・ジュンギの代わりにはなれないと思うから。一般大衆がどうであれ、ワタシたちには代わりはいないの。だからジフニにも早く戻ってきてほしい・・・。このまま引退なんてダメ!SMAPの仲居くんが先日のナギっちの事件のことを<神様が与えてくれた試練>って言ってたけど、ジフニも自分の弱さ、公人としての自覚の不足・・・周囲の人への影響・・・たくさん悩んで考えて深く反省して・・・そして<やっぱりオレには俳優しかない!>という強い気持ちで這い上がってきてくれることを願ってます。。。 心から・・・。そしてジュンギは、今のまま自分の信念を貫いて進んで行ってほしい。ワタシとしては、チャン・ドンゴンの跡継ぎは・・・どうでもいいので~。 希望としては、昔取った杵柄・・・みたいに昔は~~だった。とか言われるのでなはく常に新しいことにチャレンジしながら、年齢と共に現れる深みを出せる俳優になってほしいな。。。 当然、ジュンギはその道を進むと確信してます☆ 今日は長々とお付き合いありがとう・・・今日も参加中です。 ポチっと愛をください~~☆にほんブログ村