2017/10/14(土)21:01
「糖質ゼロ」の秘密
昨今の糖質制限ブームもあってか、各社より糖質ゼロやカロリーゼロを謳った飲料、食品が多数販売されております。
厳密には糖質ゼロとカロリーゼロは異なりますが、カロリーゼロというのは、基本的には摂取しても体に吸収されないということなので、これらも糖質ゼロと考えていいでしょう。
かく言う私も糖質ゼロビール(糖質ゼロのビール風飲料のことを勝手にそう呼んでいます。)の愛飲者であります。
ところでこの「糖質ゼロ」って本当に糖質ゼロなのでしょうか?
ということで本日は糖質ゼロの秘密に迫ります!
糖質ゼロの定義
早速ですが、糖質ゼロの定義は何でしょう?
「糖質が全く入っていない」だと思っていませんか?
実は、「糖質ゼロ」と表記されていても、微量ながら糖質が入っているのです。
いつも飲んでいる「糖質ゼロ」の缶をよく見ると・・・
「糖質ゼロ」の右側に「※」マークがついています。
さらに缶をくまなく捜索すると・・・
ありました!
「栄養表示基準に基づき、100ml当たり糖質0.5g未満を糖質ゼロとしています」と書いてあります。
つまり、「糖質ゼロ」とは「100mlあたりの糖質が0.5g未満」ということなのです。
「おいおい、宝酒造さんよ!それって、詐欺じゃないの!?」
いえいえ、食品表示基準では食品100g、飲料100mlあたりの糖質が0.5g未満の場合、糖質ゼロと表示していいというルールになっているのです。
「糖質ゼロ」はセールポイントになりますので、各社ともおいしさを保ちつつ、糖質ゼロと表示するために、様々な研究、工夫を凝らして糖質0.5g未満を実現しているのです。
これらの糖質ゼロ商品は「100gまたは100ml当たりの糖質は0.5g未満だけど、限りなく0.5gに近いのではないか」と考えておくのが無難です。
つまり、糖質ゼロビールを500ml飲むと、2.5g未満の糖質を摂取していることになりますので、2本3本と飲んでいくと、糖質摂取量も5.0g未満、7.5g未満となり、それなりの糖質を摂取していることを認識しておくべきでしょう。
糖類ゼロに気をつけろ!
世間には、「糖質ゼロ」のほか「糖類ゼロ」を謳った商品もたくさんあります。
「糖質」と「糖類」、似たような言葉ですが、大きな違いがあります。
まず、炭水化物は食物繊維と糖質に分類されますが、糖質はさらに単糖類、二糖類、多糖類、糖アルコールなどに分類されますが、このうち・・・
分かりにくくなってきたので図にします。
だいぶ整理されました。
糖類というのは糖質を構成する一部ですので、糖類がゼロでも、多糖類、糖アルコールなどが含まれていると、糖質ゼロではないということです。
当たり前ですが、糖質ゼロと表示できる商品には糖質ゼロと表示します。糖類ゼロとは表示しません。
つまり、「糖類ゼロ」と書いてある場合、「糖質はゼロじゃない」と考えるべきです。
糖質制限のために買ってきたものを見たら「糖類ゼロ」だった、そんなことにならないように注意しましょう。
もちろん、「糖類ゼロ」商品は「低糖質」商品であることも多いので、きちんと成分を把握したうえで買うのは全く問題ありません。
ちなみに・・・
糖質制限を始める前の私は大のビール党でした。
もちろん今でも、糖質さえ気にしなければ・・・
で、代替手段として糖質ゼロビールを飲んでる訳なんですが、どれもイマイチなんですよね。
各社から多数出ているのでいろいろ試しましたが、味が薄いとか、明らかにビールとは違う風味がするとか、なかなか「コレだ!」といったものに巡り合えなかったんですよね。
そんな中、「これならイイかも」と思って毎日飲んでいるのがこちら
↓↓↓
答えは楽天市場で表示されます
折角見つけたお気に入りなのですが、取り扱っていないお店が多いような気がするのでちょっぴり心配です。
ネット通販があってよかった(^з^)-☆
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