『凛として優しく』

退院して、半年近くたちました。
その間、
他の３つのブログはちょこちょこと
更新していましたが、
このブログは書いていませんでした。

今日は、近況報告も兼ねて。



実は、
解離性障害、
双極性障害、
アルコール依存症、
パニック障害、
と、病名は４つになり、

あいかわらず、
ときどき駅のホームで意識不明になって
倒れたりしているのと、
めまいやだるさがひどくて
デイケアに通えなくなっているのですが、

２０２０年にアメリカで開かれる
自助グループのコンベンションに行きたくて
英会話スクールに通い始めたり、
ピアノ弾き語りで子ども向けの歌を作ったりして、
なんとか、楽しく生活をしようと
心ががけています。


ただ、困っているのが、
「ジスキネジア」。
精神薬の副作用などで、起こります。


もう１年以上前から、
足や手の指がピクピク不随意運動をして、
特に右手は、手首が内側にひねれて、
見た目にも目立つので、
他人から「どうしたの」と指摘されることも
多いし、
なにしろ、ふつうに下向けにしようとすると、
むしろ違和感があるのです。

もう、１年以上たっても治らないので、
精神科の医師と相談して、
整形外科と、神経内科が専門の医者のいる
関連クリニックに行ってみたのですが、

初めて行ったとき
「病名はわからない、とりあえずこの薬を
　１ヶ月飲んで、どうだったか教えて」
と言われ、
出された薬は
パーキンソン病の薬、アーテンでした。


その１ヶ月、気のせいか、
手の緊張がやわらいできたかな？
とも思ったのですが、
完全には治らなかったうえ、
副作用がひどくて、
もともと持っていた
めまい・物忘れ・頭痛、
本当にひどくなって、
毎日、同じことを夫に聞いたり、
くらくらするので、外出が危なくなり。

精神科の先生に話したうえで、
次の神経内科の受診まで耐えました。


神経内科の受診日、ふらついているので、
ナースが心配して、
椅子に横になるように言ってくれたり、
診察室に入るとき、
腕につかまらせてくれたのですが、

なぜか、医者に、怒られたのです。

「そんなになるなら、ここでは診られないよ」
「精神科のほうでは、なんて言われたの」
「ほら、この薬のせいじゃないよ」
「精神薬のせいじゃないかって、僕が先に言ったんだ」

え？

精神薬のせいじゃないか、って、
言われてない。
どっちが先とか、なにそれ？

そして、
「あとは精神科の方でやって」
と突き放されたので、
それではこれまでと同じだと思い、
「それじゃ、治らない」
と、その場で泣いてしまいました。


結局、その後2週間、
精神科の受診日までのあいだに、
アーテンは血中から消え、
また不随意運動がひどくなってきました。

そして、
精神科の先生と相談して、
精神薬を減らしたりして、
様子をみていくことになりました。

何年か前、
やはり、副作用の
「アカシジア」が出て
副作用止めのアキネトンを飲んだことが
あるのですが、

今の先生は、
「アーテン＋アキネトン」を出すと、
薬ばかり増えていくので、
それはやめて、
今、寝る前に飲んでいる薬を、
一錠だけ減らしてみることにしたのです。


私はピアノを弾くので、
手指が思ったように使えないのは、
悲しいです。

お箸と、ピアノは、
今のところなんとかなっていますが、
文字がうまく書けなくなって、
みみずがはったようになっています。

でも、高校生の頃から
精神科に入るようになって、
約40年間、
いろいろな薬を
飲んだり、飲まなかったり、
大量服薬したり、
続けてきたので、
副作用がでないほうが、
おかしいのです。


これも、与えられた試練でしょうか。

ピクピクはとても気になるのですが、
「これが私」
と受け入れて、
できることはやって、
生きていくしかないでしょう。

自分を愛せますように。

「生きてるだけでまるもうけ」と
思えますように。


でも、もし、
なにか良い方法をご存知の方がいましたら、
教えてください。
少しでも、楽になりたいのが
本音です。