|
テーマ:中学生ママの日記(17689)
カテゴリ:次男のこと
楓が中学を卒業してから、そろそろ2週間になろうとしている。
今回は仕事の都合がうまく合ったこともあり、旦那も一緒に出席したのもあって、あちらさんは早々と日記に書いている。コチラ 私は、というと、体調不良でダメダメの状態が続いたり、酷い肩こりの為に長い時間PCの前に座れなかったりしたあと、次々と出かける用事が続いたりで、ここまできてしまった。 (毎回毎回、言い訳三昧でゴメンなさい。m(__)m) 楓の卒業式(3月14日)は、何度となく涙ぐむことはあっても、覚悟していたほど号泣するような場面はなかった。 式の最中も、「なんでかな~?」と考えていたんだけれど、旦那も一緒で一人じゃなかったのも大きかったかな? というよりも、学校へ行けなくなったことで柳の時ほどの心労をしないで済んでいたということかも。 柳の場合、ODかも?と判明したのは、中学を卒業直後のことだったし、もちろんAliceのような親の会に参加したこともなかったから、自分と家族だけで不登校という状態と向き合ってきた為に、色々な思いが頭をよぎって涙腺も相当弱くなってたんだろうと思う。 卒業式には参加できたけれど、決して体調は良くなっているわけではなく、途中で倒れやしないかとハラハラしながらだったりもしたしね。 今回の楓の場合は、3月になってから数回休んだだけで登校できたし、帰ってきてからも友達とも頻繁に遊んだりして、とても楽しそうな日々を過ごしてこれた。(本人曰く、「俺はちゃんと筋トレなどの努力をしてきた。何もしていない兄ちゃんとは違う」だそうである。) そして、何よりも彼自身がようやく待ちに待った卒業式だったので、実に晴れ晴れとした気持ちで見ていられたというのも大きいかもしれない。 何にせよ、不登校児(この言葉を使うと、楓には「違う」と怒られるのだけれども。笑)の卒業式も、二人目になると度胸も据わってくるのかもね。 ただ柳の時と大きく違っていたのは、楓の他にも数人の不登校生がいたこと。 柳の学年は彼一人だったので、彼が出席できたことで証書授与の呼称で返事がない、ということがなかったのだけれど、今回は各クラス少なくとも1名は欠席者がいたのがとても印象に残った。 以前、楓から「俺の他にも来ていない奴が何人かいるようだ」というのは聞いていたけれど、これほどまでとは思ってもいなかった。 卒業式の2日ほど前に、担任の先生から 「最近は登校できているので、大丈夫だとは思いますが、もし当日出席できそうになかったら、午後2時から校長室で特別に卒業式を行いますので、そちらに出席してください」 という電話があったのは、こういうことだったんだなぁ~ たった2年しか違わないのに、これほどまで学校へ行けなくなっている生徒さんが増えているということは、今の子供たちを取り巻く状況の難しさを示しているのかもしれないね。 さて、教室での様子も旦那が書いているけれど、後から楓に聞いたところによると・・・ 最後のホームルームは、保護者ナシで行う予定だったのを「廊下で待っているのでは、見られなくて可哀そう」というある女子の言葉から、扉を開けて入れてくれたんだそうだ。 だから、「まさか親に見られるとは思わなかった~」と予定していたギャグを飛ばせなかった男子もいたようである。(結構シャイなのね。笑) ほとんどの人が「このクラスでよかったです。どうもありがとう」「それぞれの道で頑張って下さい」などと言う中 「このクラスで行事に参加出来たことは、良かったです。皆と進む道は違っちゃうけど、お互い頑張りましょう!」 と言った楓は、とってもかっこよかった 友達がとても多い楓 それは、元気で学校へ通えていた頃と今でも、ちっとも変わっていない。 「そうなるように付き合ってからだ。」と、本人は言うけれど、彼を囲む仲間がどの子も皆いい奴ばかりだったのはとてもラッキーだっただけではなく、彼らの暖かい気持ちがあったからこそだと思う。 そして、楓にいつでも暖かい言葉をかけて見守ってくれた先生方も同じ。 決して楽しいことばかりではなかった中学校生活だったけれど、今となってはどれもみないい思い出ばかりになっているような気がしてならない。 先生方、友達、その保護者の皆さんすべてに感謝して、卒業の記事を締めくくりたいと思う。 ということで、柳の卒業式の時に某ブログで書いた記事も、フリーページに公開しておきました。 一部修正はしてありますが、ほぼ当時の記事のままです。 当時の私の思いも、ちょっと垣間見れるので、よかったら読んでみてください。 フリーページ”卒業式” お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[次男のこと] カテゴリの最新記事
|
|