カテゴリ:サイエンス
3月10日 晴れ 久々の寒さ そして強風が・・・
真冬程ではないですが今日は寒かったですね。・・・特に風が。 「キョウ」繋がりで今日は恐鳥ティタニスなる生き物について・・・。(先日TVで見ただけなんですが。) 何と言うか、化石やCG、想像画を見るとなんでこんな生き物が?・・・という姿ですね。 恐鳥・・・鳥類の中で地上に進出した、祖先の獣脚類と酷似した体型、生態を得た種族 一番分かりやすく言うと、ダチョウが丈夫で凶暴になった感じですね。ヒヨコがちょっと不細工になったという感じもしますが、ティラノサウルスのような小さい使い道の無さそうな手(羽?)が特徴ですね。 武器である?大きなくちばしで生存していた時代には最強の生物だっただろうと説明していました。 (同時代の肉食獣にサーベルタイガー、オオカミなど・・・現生するのはオオカミだけ) 最強なのに滅んだの?・・・というところが不思議なところですが、鳥故の弱点があったのだろうと推測されています。(卵を地面に産む、群れない?、恐らく単独行動など) 分類もまだはっきりしないところがあるみたいですが、ティタニスについては約40万年前から、場合によっては1万5千年ほど前まで生存していた可能性がある・・・ということです。(最近まで生きていたのなら寒かったから卵が孵らなかったんじゃ・・・とも思ったりしますね) 一応フォルスラコス(Phorusrhacos)類であるとした場合、4500万年前頃に現れたことになり、同族の最後の生き残りがティタニスだったということになります。フォルスラコスの類縁と考えられている現生する鳥は2種類でノガンモドキ(クロアシノガンモドキ・アカアシノガンモドキ)・・・という、時速60kmで走る鳥だそうです。 恐鳥フォルスラコスの特徴は・・・ 500万年ぐらい前南米に生息していた 体高2m~3m 飛ばない・飛べない 小さい手がある? 肉食?(くちばし、骨格から) ティタニスは北米に生息(フォルスラコス類であるとすれば南から進出してきたことに) 体高2.5m体重150kgと推測 しつこいけど手が小さい 肉食? 動物は考えると不思議なものです。3m級の見境のない生き物がその辺にいたらどう考えても怖いですね。 一応年代の分類も。 フォルスラコス類登場? 4500万年前 新生代 第三紀 始新世(5300~3700万年) フォルスラコス 500万年前 新生代 第三紀 鮮新世(700~200万年) ティタニス生存末期 40万年前 新生代 第四紀 更新世(200~1万年) 「キョウ」繋がりで恐鳥・・・でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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