テーマ:最近観た映画。(40131)
カテゴリ:その他
映画を見てきました。
告白しますが、やはり私は日本映画が好きみたいです。 今日もどんな映画を見ようかなと迷っていたのですが、 「スターウォーズ」も見たいし、「宇宙戦争」も見たほうがいいのかなとも思うし、 「妖怪大戦争」もB級映画っぽくて面白そうだし、 「亡国のイージス」も緊迫感がありそうで、興味があった。 まあ、正直どれでもよかったのですが、 ココは奇をてらって、あまり人が見ないようなものを見てみようということになり、 「リンダリンダリンダ」という映画を見てまいりました。 並み居る競合を打ち倒して、私の目にかなったのにはわけがあります。 ず~っと前にここに書きましたが(参考「自分の前世について考えるの巻」)、 私は「音楽モノ」には目がありません。 さらに、「青春モノ」が重なると(重なるケースが多い)、 私はそれを見ずにはいられなくなってしまうのです。 というわけで、リンダリンダリンダを見てきましたが、 率直な感想をいえば、良くも悪くも普通の青春・音楽映画だった。 文化祭の直前に、女子高生バンドのギターが指の怪我をしてしまう。 それについて、バンドのメンバー内でゴタゴタがおき、 バンドが空中分解してしまう。 しかし、文化祭に出たいメンバーたちは、 韓国人の留学生をボーカルに据え、 ブルーハーツのコピーバンドに挑戦しようとする。 その姿を、笑いあり、恋愛あり、涙ありで追っていく。 こんな感じの話だった。 なんか見たことあるね。こんな話の映画。 まあ、青春映画なんて大体こんな感じになってしまうのだろうけどね。 正直「スウィングガールズ」の2番煎じに成り下がってしまっている感が否めないが、 ブルーハーツという、私の音楽遍歴の出発点を飾るバンドをフィーチャーしてくれたおかげで、 時間を気にせずに見ることができた。 そこが唯一の救いだっただけで、 あとは、平凡な青春映画でしかなかった。 さすが、100人ぐらい入れるシアターに私を含めて2人しかいなかったのも頷ける。 ある意味、予想をまったく裏切らない結果になって、 すがすがしい気分になったぐらいだ。 私の映画をそんなに数多く見ているわけではないので、 映画の批評をする立場ではないのだろうが、 いくら映画とはいえ、ちょっと気になる場面があった。 物語の後半で、文化祭のステージに上がるとき、 当たり前のように遅れてくる当のバンド(この演出にはもう飽きたね)。 会場である体育館に行く途中、 スコールのような雨に降られて、びしょ濡れになってしまう。 しかし、着いてからすぐ演奏を始める段階になって、 服装がすべて乾いてしまっているのには結構萎えてしまった。 映画はフィクションであるので、別にそんな細かいことを突っ込むのは大人気ないのかもしれないが、 クライマックス直前で、観客を萎えさせてしまう演出は、 如何なものかと思った。 まあ、テーマ・曲の選択自体は私のストライクゾーンであったが、 ストーリー、演出などがボール2個分ぐらいボールだった。 総合してみたら、「良くも悪くもなく普通」という感じだが、 もう1回ただで見せてくれるといっても、遠慮したいな。 評価:良くも悪くも普通。800円ぐらいなら払ってもいい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年08月30日 20時43分10秒
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