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カテゴリ:音楽なんかの趣味の話
先週、U2ファンの同僚がライブのチケットが余ってるからってことで誘ってくれて、金曜日に急遽U2のライブに行ってきました。私はU2の曲は本当にメジャーなものしか知らなかったので、ライブ二日前にネットでセットリストを調べて演奏されそうな曲をダウンロードして一応予習。とりあえずは昔からすごく好きな一曲With or Without Youを生で聴けたら文句なしと思いながら参戦してきました。 余談ですが、われらがTM NETWORKの宇都宮氏がツイッターで自分のことをU2(=ウツ)って表記していて、どうしてもU2って見るとウツを連想してしまうウツファンの私。このU2ライブに行く人全員が当然Bono率いるU2がステージに現れると思ってるだろうけど、ライブが始まってもしウツが登場したらどうなるだろうとかしょうもない妄想をしてしまいました。間違いなく一番狂喜するのは私ですね。 まあ、そんな余談はおいておいて、実際のライブの話でも。以下はもしも今年のU2のワールドツアーに行かれる方にとってはネタバレになってしまうかもしれないのでご注意ください。 Etihad Stadiumで行われた今回のライブ。私はオーストラリアでこういう大きいライブに参加するのは初めてだったんですが、まず日本とは全然雰囲気が違うのにびっくりしました。スタジアム内での飲食なんて全く問題なしのようで、ライブ中でもみんな普通にビールを買いに行ったりして、移動する人がたくさん。これにはほんとびっくりしました。日本でもそういうスタジアムでのライブだとそうなの? まるでスポーツ観戦みたいでした。そして、写真も撮り放題なんです。みんな普通に写真撮ったりビデオ撮ったりしてたけど、誰も注意されてなかったので、どうやら当然のことらしいです。これ、日本だと絶対ダメだと思うよって友達に言ったらそれこそびっくりされました。 そんなわけで私もちょっと写真を撮ってみたんですが、まさかそんなのOKと思わなくてデジカメ持参じゃなかったので携帯クオリティの写真です。 どーんと組まれたステージセット 私達の座席はスタンド1階席。みんな思い思いのドリンクなんかを買って4人の登場を待つこと10分ほど。ちょうど9時くらいに照明が消えてステージ後方から4人が登場してきました。 まずは前座のバンドに誕生日の人がいたらしくてハッピーバースデーを歌い、それから本格的にライブ開始。私は曲をあまり知らないのでセットリストなんかは書きませんが、結構メジャーな曲を演奏してました。Beautiful DayとかI Still Haven't Found What I'm Looking ForとかPrideなどなど。私みたいにメジャーな曲しか知らない人間でもかなり楽しめました。 In a Little Whileっていう曲では女性客が一人ステージにあげられてBonoと一緒に踊ってました。いいなぁー。ステージにはあげられたくないけど、Bonoとは踊ってみたいとあの時会場にいた女性全員が思ってたことでしょう。 そしてライブ後半あたりはメッセージ色の強いステージ構成になってきました。スー・チーさん解放について触れ、他にも不当に監禁または軟禁されてる人たちのために歌いますみたいな感じだったかな。スクリーンに映る映像もメッセージ性が強いもので、こういうのがU2らしさなのかなと思ったり。Bonoってそういう活動をすごく熱心にしてるイメージがあるしね。 それにしても今回、Bonoの歌唱力には圧倒されました。Miss Sarajevoっていうもともとはテノールのパヴァロッティとの共演曲を、この日はパヴァロッティのパートもBonoが歌い上げてました。その時の声量が本当にすごくて鳥肌がたつほど。あれだけ歌えるってことは日々トレーニングしてるんだろうなぁ。 あとステージセットの仕掛けもすごくて、花道みたいになってる橋が移動式だったり、スクリーンが形を変えたりエンターテイメントという点でも素晴らしいライブだったと思います。お金かかってるんだろうなー。 そして最後アンコールで私がどうしてもどうしても聴きたかったWith or Without Youn演奏が始まり、私と友達はアリーナのほうに降りていってみました。ちょっとだけステージに近くなったような感じ・・・。なんかずーっと昔から聴いてる大好きな曲がライブで聴けるなんて感無量だったなぁ。 全体的にU2のライブはメッセージ性が強く、でもエンターテイメント性も高くて本当に面白かったです。そしてメンバーのロックスター的なかっこよさが半端ない感じでした。また機会があったら行きたいなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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