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2006.06.19
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テーマ:詩(901)
カテゴリ:表沙汰
葬儀の席で彼女は
太陽のような微笑みで
来た人に挨拶をする

この葬式を一番楽しみにしていたのは
彼女だから
昨日は眠れなかったのではないか

滅多に着ないような
お気に入り黒い服を着て
いつもより豪華な食事を用意して

整髪スプレーの色の前で
彼女がわざとコーヒーをこぼしながら

棺桶の中でファーストキス
彼女はこう言った

「恋愛詩なんて死んじまえ」






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最終更新日  2006.10.25 16:28:31
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