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2013.11.24
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カテゴリ:占星術について。
それは12番目の部屋で弓を構えて待っている
 クピドのでなくケイローンを射た矢なのだ
 私たちが不毛な挨拶を繰り返すのは
 それ自体が火種になれるからだ。

 そのインプリンティングが
 ひとの運命を左右する。

 アニマとアニムスの間に
 とがった四角形を想像するとき
 理想主義と混ざった純潔主義と
 性愛恐怖症の人間に対して
 この上ないほどの嫌悪感を抱く。

 なぜだか、覚えている。
 彼らが燃やした彼らの先祖を
 彼らが八つ裂きにした彼らの先祖を
 集団性のために
 俗的レベルに落とされた
 秘儀のすべてを。

 彼らは何も見ていないし見ようとしないから、
 相手を決めつけることができるのだ。
 そのときはじめて悪魔が誕生できる
 自然現象や実在的偶像ではなく
 その人間の心のなかにだけ。

 とはいえ、天使だ悪魔だと
 議論する者は、だいたい、
 あまりにも世界を低レベルに考えすぎている。
 仮に彼らの言う創造の結果が
 天使か悪魔のどちらかに属するなどと
 議論しているならば、なおさら
 それは彼らの言う創造者を
 あまりにも俗物的に考えすぎているだろう。
 謙虚主義の蟻地獄によって
 思考が止められているのだろう。
 自分は悪だと開き直って、
 自然なる善を知ろうとしない。

 そうでなくとも、
 知とは本来何なのかを考える前に
 知をどんどん蓄積しようとする
 そのような者たちばかり。

 光しか見ない者は
 決して光を理解できない。
 闇を排除する者は
 決して光を理解できない。
 ケガレを知らぬものに
 ケガレを理解しようとしないものに、
 またケガレを知らぬものを
 理想とするようなものどもに
 光は理解できない。
 光という理想によって盲目になるものには
 光は理解できない。

 そのふたつは本来混ざり合う
 光のうちに闇を
 闇のうちに光があり
 その美しさは
 人を盲目にするような理想の光の比ではない。

 そして未だに彼らは
 12番目の部屋で弓を構えて待っている
 そして未だに私たちも
 12番目の部屋で弓を構えて待っている
 お互い同じ部屋で、でも違う場所で
 私たちが不毛な挨拶を繰り返すのは
 それ自体が火種になれるからだ。





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最終更新日  2018.10.28 11:20:58
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