カテゴリ:表沙汰
1秒1秒を生きることに不可能性を感じながら
1秒1秒にいつもアキレスと亀の距離を感じる。 時間は勝手に過ぎ去っていくが 何かに忘我できないとき、苦しみによって1秒は アキレスと亀の間に無限にもなれる。 けれど確かにそう思っている間に1秒が過ぎて行く。 けれどもいつもその次の1秒にやはり無限を感じて その無限をこなす“勝手に時間が過ぎ去って行く”という現象に 不可能性を覚えて、絶望する。 絶望して、終わりを欲する。 生の時間はアキレスと亀の無限のなかにあるけど 死の時間は忘我の時間感覚のなかにあるのだと 本能が覚えているのだろうか。 摩擦の中で生きても潤滑油の中で生きても同じ 摩擦が人を強くするのか 潤滑油が人を強くするのかに うまい答えも無い。 摩擦のなかで生きても苦しいし 潤滑油の中で生きても人から文句を言われる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.01.21 20:52:53
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