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2015.11.07
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カテゴリ:表沙汰
死の国から便りがきても
文面はどうでもよいことで
そこが死の国であっても生の国であっても
なんでもない国であってもまたどうでもよいことで
どちらかといえば
その便りに憑依してるエネルギーが問題なだけだ。

そこが死の国なのは、ただ自分にとってそこが無関心な場所だからだ。
けれども、何かシンクロニシティを持っている相手が
その国のエネルギーを抽出し、こちらに送ることは
自分には予想外の結果をもたらす。

もう大丈夫だ乗り越えたと思っていても、
その姿は相変わらずだ。
どれほどこの世で最も頑丈な城壁を築いた気で居ても、そこに
能力漫画のキャラが現れたみたいに気づいたら全部倒壊してる。

結局のところは何も分からない。
何かが起きた時、その原因となる時点では
無限大の現象が起きていて、そのなかから原因を取り上げるのは困難だ。
誰かに、その解決方を聞いたところで
その無限大の原因からひとつを取り出されるにすぎないのだし。

少なくとも、僕は盲目になっていた。
自分にとって無関心な対象に全力をささげることに盲目になっていた。
無関心を関心に偽装しようとすると、何故か
関心の対象が無関心のポジションになってしまったりする。
そうすると、ほんとうにもう盲目だ。
そのもう無意識に押し込められたようなごちゃごちゃを整理するのは何の力だ。

体調不良が、人に怒りの火をつけて
怒りがはじめて不動不変のものの見方を破壊する。

もうたくさんのことを乗り越えたと思った先で
自分では決して気づけないことに、
まだ、変化しなければいけないことが残っていたりする。

ファウスト博士は、勉強を極めたところで、俺自身は何も変わっちゃいない、と言う。
実際その通りだ、学問という立派な宮殿を毎日探検して
その基礎土台をなんとか想像できるようになると、
そこには何ひとつ堅牢な素材が使われていなくて
経験論的仮説の塵をつもらせたものだということがわかる。

無関心を関心に偽装して努力したところで
実りを得た気でいるその実りは偽装されたものでしかない。
本当の実りは、
その偽装に気づかないような目をそらせない「ものの見方」の強固な城塞を
怒り狂うような苦しい出来事によって壊してもらうことでしか
見つけることができないなんて。






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最終更新日  2015.11.07 10:33:53
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