337505 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2016.06.18
XML
カテゴリ:表沙汰
生きているけど人生は
目の前に垂らされた食物に向かって
永劫に車輪を回し続けるハムスターないし鼠みたいなもので

あるときそれに気づくけど、
それでもそこに意義をもたせたくて
昔から人々は哲学とか宗教とかって考えて
一生の労働に対して、死後の報酬でこたえてくれるような
そんな存在がそばにいることを人々は望んできた。

けれども、私たちは世界に放り投げられた存在で
何ももっていないし、何も持つこともない
すべての現象は例外なく確証がない。

だから、ときどき、不安になってくる
この車輪を回す労働に意味はなく
目の前に垂らされたものには永遠にたどり着かない。
どれほど宗教的なものが常識である時代でも、
現代日本のようなタイプの常識の時代でも、それは同じだった。

躁鬱が繰り返されるのは、
すべての現象に確証などないからだ。
逆に、報われないとわかっている労働など誰もしない。
そのために、答えは隠されているのだ。
私たちが、報われないという確証もなく
報われるという確証もないまま、
人生という労働が先に与えられているだけ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016.06.18 22:00:53
コメント(0) | コメントを書く


PR

サイド自由欄

設定されていません。

© Rakuten Group, Inc.
X