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2018.04.06
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カテゴリ:表沙汰
時間をちょっと戻して、メールの返事を少し変えることができたら世界は変わるが、
その段階ではこの最も惨めな顛末は少しも予想できなかったのだ。
もしもこの世に奇跡がないのなら祈ってもしょうがない。
出てくれない電話を発信し続けて、超越的な誰かがその電話を取ってくれるかどうか。
タバコをやめてくれるとか、そういう奇跡でも天地がひっくり返るより難しいことなのだ。
副流煙というものに仕事も人生もここまで狂わされることになろうとは。
健康上の理由で死ぬ以前にこのまま人生が嫌すぎて自分で自分の命を絶ちたいものだ。
食料が底を尽きて朽ちるのを待つみたいな状況で発信し続けて、
でも人は死後の世界の平安のためには自殺してはいけないという不条理。
もしもこの世に死後の世界がないのなら、別に自殺してもどうでもいいことになる。
死に方によって死後の世界が左右されないのならとっとと死んでしまうのがいい。
毎朝、どれだけ寝てたって、未来を思うと起きるのが嫌になるくらいだ。
夢の中では、血まみれだろうと幽霊屋敷だろうとあんなに幸せでいられるのに。
とりあえず永遠に寝ていられるってんならそれ以上いい話はない。
生きてさえいなければ、この世界の用意した最悪の経験を少しでも減らすことができる。
この世は監獄か?死がなんでもいいってんなら監獄でもなくなる。
勝手に出ていけるから。でも自殺で死後が悪いことが起きるんなら監獄だ。
死なないままで生きて、このわけのわからなさに甘んじなければならないから。





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最終更新日  2018.04.06 23:09:59
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