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カテゴリ:孤児院
中総体、テニスに明け暮れる三男坊は、残念ながら、まだ中2で、選手には選ばれなかった。
ところが、突然、嬉しいことを言い出した。 毎日、学校で朝10分間読書と言うのがある。 そこで、私が書いた「礎の石」という孤児院の本を読んだらしい。ザンビアやカンボジア、フィリピンなど、いろんな国の子どもたちの様子を書いた本だ。 その本を読んだ三男が言う。 「僕の小遣い、いくら貯まっている」 小さい頃から貯めてきた小遣いは「二万円ぐらいかな」と私が答えると 「6千円は欲しいものがあるから、今度出してちょうだい。残りは、孤児院に送って」 「残り全部送っていいの」「うん。本読んだら、孤児院に送りたくなった・・・」 とてもいい笑顔で三男が答えた。 本を書いて良かった。 とても嬉しくて、私まで笑顔になった。 与えることは、こんなに嬉しい心を生み出すんだな・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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