旅立ちの報せ
数日前、義実家から連絡が入る。「お祖母ちゃんが亡くなった。老衰だ。大往生だー。」ダンナの祖母は先月、96歳になったばかりだった。「100まで生きる」なんて言っていたけど、そううまくはいかないもので。ダンナが亡くなってから、祖母には一度も会っていない。少しボケてはいたものの人の名前は覚えている人で、会った時に「〇〇(ダンナの名前)は?」と問われるのが怖くてずっと避けていた。祖母にはダンナが亡くなったのを教えていなかったから。きっと、祖母のことをダンナは迎えにきてくれたことだろう。ダンナと祖母と、ずっと前に亡くなっていた祖父とで、天国で美味しいものをいっぱい食べて欲しいな。お義母さんは大丈夫だろうかと、心配になる。時々は会いに行くことにしよう。