千と96話:往生が定まった時には…
拙YouTubeチャンネルは、コチラ!・拙Facebookは、コチラ!・拙Twitterなら、コチラ!・・…(菊丸(左端)のモノローグ)石巻(茜:左から2人目)が、蓮如上人の《御文章》を読んでるウチに《不審が出てきた》と言ってきた。茜「『信心がおこったそのとき、罪がすべて消えて往生成仏すべき身に定まる。』て、蓮如上人は御文章に書かれてるっスケド…さっきの御住職の御法話で、『私達は、命ある限り罪が消えナッシング!』て…💧」菊丸「石巻…蓮如上人も、『命ある限り罪は消えナッシング』みたく仰せだったよ?《蓮如上人御一代記聞書》は、読んだのかい?」茜「…そーだったっス!蓮如上人のおコトバは《蓮如上人御一代記聞書》にもあるコト、忘れてたっス!」・・・《蓮如上人御一代記聞書》より(35)一 順誓申しあげられ候ふ。一念発起のところにて、罪みな消滅して正定聚不退の位に定まると、御文にあそばされたり。しかるに罪はいのちのあるあひだ、罪もあるべしと仰せ候ふ。御文と別にきこえまうし候ふやと、申しあげ候ふとき、仰せに、一念のところにて罪みな消えてとあるは、一念の信力にて往生定まるときは、罪はさはりともならず、されば無き分なり。命の娑婆にあらんかぎりは、罪は尽きざるなり。順誓は、はや悟りて罪はなきかや。聖教には「一念のところにて罪消えて」とあるなりと仰せられ候ふ。罪のあるなしの沙汰をせんよりは、信心を取りたるか取らざるかの沙汰をいくたびもいくたびもよし。罪消えて御たすけあらんとも、罪消えずして御たすけあるべしとも、弥陀の御はからひなり、われとしてはからふべからず。ただ信心肝要なり と、くれぐれ仰せられ候ふなり。(現代語訳)順誓が蓮如上人に、「信心がおこったそのとき、罪がすべて消えて往生成仏すべき身に定まると、上人は御文章にお示しになっておられます。けれども、ただいま上人は、命のある限り罪はなくならないと仰せになりました。御文章のお示しとは違うように聞こえますが、どのように受けとめたらよいのでしょうか」と申しあげました。すると上人は、「信心がおこったそのとき、罪がすべてみな消えるというのは、信心の力によって、往生が定まったときには罪があっても往生のさまたげとならないのであり、だから、罪はないのと同じだという意味である。しかし、この世に命のある限り、罪は尽きない。順誓は、すでにさとりを開いて罪というものはないのか。そんなことはないだろう。こういうわけだから、お聖教には、<信心がおこったそのとき、罪が消える>とあるのである」とお答えになりました。そして、「罪があるかないかを論じるよりは、信心を得ているか得ていないかを何度でも問題にするがよい。罪が消えてお救いくださるのであろうとも、罪が消えないままでお救いくださのであろうとも、それは弥陀のおはからいであって、わたしたちが思いはからうべきことではない。ただ信心をいただくことこそが大切なのである」と、繰り返し繰り返し仰せになりました。・・・菊丸「石巻は、僕が《覚りを開いて一切の罪が消えてる》よーに見えるかい…?」茜「…ソレはナッシングと思うっス…!況(いわん)や、俺をやっス…!」菊丸「だから蓮如様は、《往生が定まった時には、罪があっても往生のさまたげにはならない》て意味で、《罪がないのと同じ》と説かれたのさ。」茜「うは…!」ケン「…てコトわ…?オイラが四郎の細(ほっせ)~カラダについてアレコレ言ったトコで、罪にはならナッシングてコトだな🎵」四郎「ケンさん…《往生が定まった時には》が抜けてるっス…!…手"(で)!💢おカラダ、カンケーナッシング!!」ケン「う~ぱ~💦四郎のやってるコト💦《造悪無碍》じゃナッシング~!?💦」菊丸「ケンさんが、自分で蒔いた種ですので。ソレを、ケンさん自身で刈り取ってるダケです…こんなコトだそーです!」三郎太「…罪があるかナッシングかよか、信を得てるか得ナッシングかをモンダイにすべきなんだよね…《信心をいただく》コトこそ大事!」てな感じに…本日は、投稿文字数12000字切ったのでした…!・・(ミーコさんの《お慈悲のままに》は2021/3/1の記事《信心が起こったその時罪が消える(Just When You Rearise Shinjin, Sins Vanish)》より一部抜粋)蓮如上人は、「罪はないのと同じであるという意味を、往生が定まったときには罪があっても、往生のさまたげにならないからである」と示しておられます。そして、上記に続いて、罪があるかないかを論じるよりは、信心を得ているか得ていないかを何度も問題にすべきであると諭されています。また、罪が消えてのお救いであろうと、罪が消えないままでのお救いであろうと、それは阿弥陀さまのお計らいであり、私たちが計らうべきことではないとも。以上より、ただ信心を得ることが如何に大切であるかが、心に深く感じられます。(From the above content, I feel deeply how important for us to only rearise shinjin. )・