カテゴリ:過去の記録
ギャラリー間で行われている隈研吾展へ行ってきました。
今日は12時~ギャラリートークがありましたので、ちょうどよい時間にお話を聞きにいくために、先に根津美術館を見てきました。 この間ラジオで、隈さんが、建築は屋根をどうデザインしてあげるかで決まるんですね~というようなことをおっしゃっていました。 新しい根津美術館に入ったとき、内部にまで屋根・天井のデザインが徹底統一されていたので、それを思い出しました。 日本の屋根は重厚なイメージがポイントだと思っていましたが、隈さんのこの美術館の屋根は、大変薄く、でも質感に味があるのでちゃんと日本的に見えました。 そういう印象を与えるように操作できる隈さんはやっぱりすごいなぁと思いました。 普通の感想かもしれませんが、隈さんの作品はだんだんやりたいことがシンプルでダイレクトで素直になっていると思いました。 一つのプロジェクトで一つやりたいことをやろうとするとき、採用されなかったりと叶わないこともある。その時、次のプロジェクトでまた、続きの課題に取り組んでゆくと、こなせばこなすほど、どんどんデザインが発展していけるとおっしゃっていました。 実験的なデザインやユニークな印象のものを生み出すクリエーターは、みな同じことを言うな、、やっぱりそういうものなんだなーと素直に勉強になりました。 ちなみに、Travelers Cafe 246 で昼食をとった後、神宮会場の100%DESIGN TOKYOへ行きましたが、あまり楽しめませんでした。 去年との違いがわからないくらい似たようなイベントパフォーマンスで、人ゴミの中、作品もよく見えなくて、なんだか残念な印象でした。 一つ一つよく見ると面白いのですが、全体で見たとき、わけがわからなくて。。。 ごちゃごちゃ感が東京らしいといったらそれまでですが(笑) なんかもったいないと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.01 23:47:24
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