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テーマ:本のある暮らし(3312)
カテゴリ:本の世界
さて、『アタゴオル物語』は異世界の物語です。異世界のコトワリが確立しているので、安心して読める物語です。ご都合主義とは違うので、心地よいのです。のほほんとしていて、でもチクリと残酷で(時にザックリと残酷で)、そうしたところがメルヘン気質のファンタジーだなーと思います。 それから、キャラクター。ヒデヨシが変装するスミレ博士が、けっこう好きです。見るからにうさんくさそうなインチキ博士風なところとか。テンプラくんは、別格でお気に入りです。初めて読んだ時に、理想のタイプだなーなんて思いました。 アタゴオルはヨネザアド大陸にあるのですが、その大陸名のもとは作者ますむらひろし氏の出身地米沢からということは、つとに知られてますよね。で、なんと!米沢市に猫の目時計があるそうなのです!時報はあの鳴き声なのでしょうか。米沢へ行った時に見てくればよかったな、と少々残念な思いです。 にしても、シャイコナ食べたい……食べて、カタツムリ社から本を出したいな…… 映画「アタゴオルは猫の森」は、10月に公開だそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.14 22:32:12
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