ちっちゃな幸せのタネ

まーやんに起こってしまった大事件。

平成２０年１２月２１日
後悔してもしきれない、あの一瞬。
まーやんが交通事故に遭ってしまいました。

我が家の隣にある駐車場から帰ろうとして、自動車と接触。
あの時、私もパパも庭にいたのに・・・
まーやんが帰ってくる、と思ったその時、急ブレーキの音。
直感的に走り出していた。
道路へ向かう途中、まーやんの悲鳴を聞いた。
忘れられない・・あの声。思い出すたびに胸がしめつけられる。
次の私の記憶・・・道路にうずくまり・・必死に手を伸ばしてきたまーやん。
駆けつけた私にすがりついてきた。

左足が変な方向を向いてる・・・どうしよう・・・
すぐに救急車をと思うが、パニクッたパパ・・１１９番がなかなかつながらなかったらしい。
そこからはなんかスローモーションのように過ぎていった。
救急車が来て、警察もきて・・救急車に乗って・・。
まわりの喧騒と反対に妙に落ち着いてしまった。
救急隊員の方が病院と話をしている間に、向かうであろう病院の診察券を取りに行き
彼の一番大切なぬいぐるみを持って行った私。
まーやんは泣き叫ぶこともなく、救急隊員の方のいうことをきいている。
一粒の涙も落とさなかった・・。
痛いだろうに、運転手さん（加害者）に「ごめんなさい」とまで・・・。

一目で骨折していることはわかった。
出血のため、ズボンはぐしょぐしょだ・・・。
診断は・・。「左下腿骨開放骨折」
緊急手術を受けた。
幸いにも、骨折以外の外傷は全くなく、頭を打ったりということもなかった。
意識もはっきりしていて、手術も無事に済んだ。
病室に入った彼の手を握り、その温かさに涙が止まらなかった。
「ごめんね・・ごめんね」

筋肉と神経が座滅していると言われた。
不安だらけの入院生活がはじまり、私は２４時間付き添いとなった。
少しずつ元気を取り戻したまーやん。
金具の入った足で、リハビリも始まる。・・・・が。
少し曲がった状態で骨がつき始めてしまったため
１月１３日、再手術を受けて、矯正することになる。
ギブス固定が必要となった。
つき始めた骨を再度折ることになったのだが、術後の痛みは激しかった。
泣き続けた。
痛みの後は、かゆみとの戦いだった。
また、泣き続けた。
リハビリも始まった。なきながらもまーやんは頑張ったね。

２月２日・・ギブスが外れる・・。
曲がらない膝、足首・・・リハビリ＝激しい痛み。
そばにいて、励ますことしかできない自分がもどかしかった。

時間は・・確実に傷を癒す・・・心の傷は別だけど・・。
２月２１日、退院許可・・・
まるまる２ヶ月間の入院・・・・長かった！！！
骨の中の金具はまだ入っているが、自宅療養となる。
嬉しかった・・・まーやんと家に帰れることが本当に嬉しかった。

春休みには　金具を抜くために再入院することになっている。
まーやん。今、そばで笑っている。
それだけで　幸せだ～～！本当に幸せだ！

事故はまーやんにも過失がある、親としての私たちの責任も重大だ。
反省している・・なんて言葉だけでは足りないこともわかっている。

まーやんは頑張っていた、学校の皆勤賞が夢になった。
体操教室の４年連続皆勤賞の表彰もはかなく消えた・・。
一生懸命に頑張っていただけに　本人も辛そうだが、
命が助かった。。その喜びをかみ締めて、これからをしっかりみつめなくちゃ。
それを肝に銘じている、今日この頃。

もう、こんな目にあわせたりしないからね！！