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Last Mission1 <七日目 7月18日>
7:00am 昨晩は、今日一日のことを色々と画策したため何度か目が覚め、眠りは浅かった(^^ゞ 余り変わった行動を取る訳には行かず出来るだけ平静を装うが、後から考えると随分不自然な行動をしていたようだ(>_<) テレビを付けタバコを吸っていると、彼女が半分寝ぼけた顔で起きてくる。 「オハヨウ マハル イカウ キョウ カエル ヤダナ~」 「しょうがない また直ぐに会いに来るから 我慢しなさい」 「オォ マハル ナンジ カイルノ?」 いつもなら、10時過ぎにチェックアウトして、ゆっくリ飯でも食ってから空港に向かうのだが、 「う~ん。多分今日はエアーポート混んでるから少し早めに出るよ」 偽造工作その1 まったく根拠のないことを言って、かなり不自然です。 とりあえずホテルのレストランへ降りていき、取り留めのない会話をしながら、ゆっくり朝食をとります。 部屋に戻り、荷造りを一通り終えて彼女を誘って一緒にシャワーを浴びます。 目をつぶり神経を一点に集中し、気を送りますが・・・ ガンバレ! 立つんだジョー そのままベッドになだれ込み○×凸♀※▼凹♂ 偽造工作その1完了(^^ゞ 「マハル メズラシイナ イカウカラ ヤルスル」 「当たり前 アコ 日本に帰ったら できないでしょ」 「フ~ン」 疑いの眼差しで、体中にマーキングされる。 偽造工作その2?(>_<) 少し偽装工作その1に手間取ったが、何とか計画通り10時にチェックアウト。 ロハス通りまで歩いてタクシーを捕まえる。 ドライバーの顔をチェックすると、余り人相はよくありません(>_<) コレが失敗したら、全ての計画がダメになります。 先ずは、彼女を先に乗せ(重要)、メーターを倒すのを確認してから、 「確かこの前 エアポートから乗ったタクシーがメーターを倒さずに揉めたんだよね?」 「オォ シャ ワルイ ダケド アコ ハラウ シナカッタョ」 「もし、このタクシードライバーが安心できる奴なら、そのまま帰りなさい」 ドキドキです(>_<) 「アヨコ イッショ オリル イカウ ナカハイッタラ アコ カエル」 「イカウのこと 心配 このタクシードライバー 多分まじめ そのまま帰りなさい」 「・・・・・」 暫しの沈黙。 運がいいことに、このドライバー、前が空いていようがいまいが制限速度を守り、かなりゆっくり走っています。 普段ならイライラするくらいにマイペースですが、このときばかりは神様に感謝(^^ゞ 「絶対このドライバーはいい人 スゴイ セーフテー 安心だね♪」 「・・・・・」 30分余りで空港に到着し、ドライバーに一人だけ降り、彼女はパサイのバスターミナルまで行くことを告げる。 一緒に降りようとする彼女を無理やり押し込め、別れのキスをしてドアを閉める。 後ろを振り向き、不振な顔をしながら手を振る彼女に空港内に入る振りをしながら、 タクシーが見えなくなってから、ゆっくりとタバコを吸いながら5分ほど待機。 Mission Complete? 思わず大きくガッツポーズを決める(^_^)v 空港に客を乗せてきたタクシーを直ぐに捕まえホテルへ向かう。 タクシーの中からJ7さんに30分ほどでホテルに戻る旨を伝える。 時間が早いのでチェックインできない場合、J7さんの部屋に荷物を置いてもらう約束をしてある。 (J7さん、その節は色々ご面倒をおかけしましたm(_?_)m) 当然くるべき彼女からの電話。 何度か着信があったが、気が付かない振りをしているとtxtが、 mahal ko daijobu ka ako terminal tuitayo busy ka denwa tyoudai love u 当然、今電話に出ることも掛けることも出来ません。 とりあえずTXTだけは送くらなければ(^^ゞ no problem sugoi konderu mamaya nalan mis u 直ぐに返信が、 ocge ako amari battery nai takecare mis u 2 おぉ神様!ありがとう(^_^)v 11:30am 初めて泊まるホテルへ到着。 外のテラスで既にJ7さんは待機していてくれた。 ダメもとでカウンターへ行きチェックインできるか聞くとOKとのこと。 直ぐに部屋に入り、暑さと緊張から出た変な汗を軽く流し、J7さんの待つ1階へ降りる。 30分ほどお待たせしてしまいm(_?_)m J7さんは連れが部屋に居るということで一旦戻ることに。 現地で落ち合う約束をして一人で・・・西海岸喫茶へ直行! ~つづく~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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