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2004.01.01
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カテゴリ:スポーツ・格闘技
昨夜は格闘技三昧で何と3番組が放送された。その中でもフジTVで放送したPRIDEは、放送時間が一番長かった。但しオープニングがだらだらと長く、思わず「早く試合をやれ」と叫びたくなった。
我家にある3台のビデオを駆使して、とりあえず全て録画した。そこでTV放送された各試合の印象を記してみた。
全ての試合の結果はここでもどうぞ。

■PRIDE ○クイントン・ランページ・ジャクソン(TKO,2R1分5秒)美濃輪育久●
グラウンドで終始押し気味に展開していた、ジャクソンのヒザが再三美濃輪を襲う。2Rに入ってジャクソンのヒザがグラウンドでアゴに入り、レフェリーが試合をストップした。

■PRIDE ○ヒース・ヒーリング(裸締め,3R35秒) ジャイアント・シルバ●
3R開始直後にグラウンド戦に入り、シルバが上になっていたところをヒーリングが巧みに後ろに回る。背後から乗りかかるようにして首に絡み付いて、スリーパーでシルバにタップさせた。

■PRIDE ○ムリーロ・ニンジャ(KO,1R2分41秒)小路晃●
飛び込んで行ってのヒザが顔面を直撃してKO勝ち。

■PRIDE   吉田秀彦(時間切れ引き分け)ホイス・グレーシー
因縁の(ホイスに取って)対戦は時間切れとなってしまった。内容的にはホイスが終始押し気味に試合を支配していた。ホイスは胴着を捨てて試合に臨んだのは、前回の試合を反省した上での事だろう。試合終了後はホイスが歓喜の表情を浮かべていて、一方の吉田はうなだれていた。ホイスがリードしていたのは間違いないが、ホイスも吉田を攻め切れなかったのは事実だ。これで両者は本当に決着が付いたと考えているのかな?。
吉田は開始直後にホイスの急所蹴りを浴びたが、その後は吉田が開始5分位までは攻めていた。その後はホイスのグラウンドでの密着攻撃に活路を見出せなかった。胴着を着てこなかったホイスを想定していなかったみたいだった。吉田は今後は攻めのバリエーションを広げる必要があるかも。


■PRIDE ○ゲーリー・グッドリッジ(KO,1R27秒)ドン・フライ●
グッドリッジの引退試合として行われた試合。親友対決は開始直後にグッドリッジのハイキックが、フライの側頭部から後頭部にかけてを直撃してフライは立てなかった。引退する選手とは思えない見事な一撃だった。

■PRIDE ○ダニエル・グレイシー(腕ひしぎ逆十字固め,1R7分12秒)坂田亘●
ダニエルがグラウンドから仕掛けた、腕ひしぎを何とかこれえて逃れようとしていた坂田だがレフェリーがストップした。完全に腕は伸びていて極められていたが坂田はギヴアップしなかった。この根性だけは買える。坂田はリングス出身だが、最近のプロレスの戦いが身に付いてきて今回の戦いに対処出来ていなかった。

■PRIDE ○近藤有己(ドクター・ストップ,1R3分27秒)マリオ・スペーヒー●
グラウンドからの展開で近藤のヒザがスペーヒーの顔面を直撃。出血が激しくドクターストップとなった。近藤はこれからのK-1での戦いが楽しみだ。

■PRIDE ○田村潔司(腕ひしぎ逆十字固め,1R2分20秒)ロニー・セフォー●
グラウンドでの戦いから、田村が上になって相手の腕を取り、一気に決めてタップを奪った。田村の危なげない貫禄の完勝。

■PRIDE ○アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(判定)桜庭和志●
リング内での試合以外にも桜庭は入場シーンも魅せてくれる。今回は紅白の小林幸子を意識したかのような衣装だった。
試合のほうは右足首を傷めていて万全ではない桜庭は、打撃に活路を見出したかったようだ。ノゲイラは再三桜庭を寝技に誘うがその作戦には乗らなかった。2R終了前にノゲイラが三角締めを仕掛けたが、桜庭は何とかこれをこらえた。3Rは殆どが打撃戦だった。ノゲイラは目尻から出血し、桜庭は鼻血を出す戦いは3-0の判定でノゲイラが勝った。






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Last updated  2004.08.15 13:09:29
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