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カテゴリ:音楽・ザ・ビートルズ
グラミー賞の授賞式からすでに1週間以上過ぎましたが、音楽界の最も権威のある賞はグラミー賞と呼ばれています。その選考基準は一般の売り上げ枚数や、ヒットチャートとは関係なく業界人の投票で決まるシステムだ。
一般ファンには分かりづらいシステムなので、年によっては受賞者によっては賛否両論が噴出することも稀ではない。更にグラミー賞は初期の頃は、米国勢に偏っているとの批判も多く英国勢は売り上げが良くても授賞できない事も多かった。 そんな中であのザ・ビートルズも思ったほど授賞はしていない。下記のリストを見ても分かるとおり、ビートルズは数多くの部門でノミネートされながらも授賞数は少ない。ここではグループとしてと、解散後のソロ活動時期と授賞歴を分けてみた。尚、解散後のソロ活動期は明日以降。 ■THE BEATLES 1964年 ノミネート 最優秀レコード 『I WANT TO HOLD YOUR HAND』 授賞→イパネマの娘、スタン・ゲッツ&アストラッド・ジルベルト 1964年 ノミネート 最優秀楽曲 『A HARD DAY’S NIGHT』 授賞→ハロー・ドーリー、ジェリー・ハーマン 1964年 ノミネート 最優秀オリジナル・スコア(映画、TV部門) 『A HARD DAY’S NIGHT』 授賞→メリー・ポピンズ 1964年 ノミネート 最優秀ロックン・ロール・レコード 『A HARD DAY’S NIGHT』 授賞→恋のダウン・タウン、ぺトゥラ・クラーク 1964年 授賞 最優秀新人 1964年 授賞 最優秀ボーカル・グループ 1965年 ノミネート 最優秀レコード 『YESTERDAY』 授賞→蜜の味、ハーブ・アルパート&ティファナ・ブラス 1965年 ノミネート 最優秀アルバム 『HELP!』 授賞→セプテンバー・オブ・マイ・イヤーズ、フランク・シナトラ 1965年 ノミネート 最優秀楽曲 『YESTERDAY』 授賞→いそしぎ、ポール・フランシス・ウェブスター&ジョニー・マンデル 1965年 ノミネート 最優秀ボーカル・グループ 授賞→アニタ・カー・シンガーズ 1965年 ノミネート 最優秀オリジナル・スコア(映画、TV部門) 『HELP!』 授賞→いそしぎ、ジョニー・マンデル 1965年 ノミネート 最優秀アレンジメント 『YESTERDAY』(ジョージ・マーティン) 授賞→楽しかったあの頃、ゴードン・ジェンキンス(フランク・シナトラ) 1965年 ノミネート 最優秀コンテンポラリー(R&R)シングル 『YESTERDAY』(ポール・マッカートニー) 授賞→キング・オブ・ザ・ロード、ロジャー・ミラー 1965年 ノミネート 最優秀男性コンテンポラリー(R&R)歌手 『PAUL McCARTNEY』 授賞→ロジャー・ミラー 1965年 ノミネート 最優秀コンテンポラリー(R&R)グループ 授賞→スタットラー・ブラザーズ 1966年 ノミネート 最優秀アルバム 『REVOLVER』 授賞→マン・アンド・ヒズ・ミュージック、フランク・シナ トラ 1966年 ノミネート 最優秀男性歌手 ELEANOR RIGBY『PAUL McCARTNEY』 授賞→夜のストレンジャー(フランク・シナトラ) 1966年 ノミネート 最優秀コンテンポラリー(R&R)レコード 『ELEANOR RIGBY』 授賞→ウインチェスターの鐘(ニュー・ヴォードビル・バンド) 1966年 ノミネート 最優秀アレンジメント 『ELEANOR RIGBY』(ジョージ・マーティン) 授賞→夜のストレンジャー、アーニー・フリーマン(フランク・シナトラ) 1966年 授賞 最優秀楽曲 『MICHELLE』(JOHN LENNON&PAUL McCARTNEY) 1966年 授賞 最優秀コンテンポラリー(R&R)歌手 『ELEANOR RIGBY』(PAUL McCARTNEY) 1967年 ノミネート 最優秀ボーカル・グループ 授賞→フィフス・ディメンション 1967年 ノミネート 最優秀コンテンポラリー・グループ 授賞→フィフス・ディメンション 1967年 ノミネート 最優秀アレンジメント 『A DAY IN THE LIFE』 授賞→ビリー・ジョーの唄(ジミー・ハスケル) 1967年 授賞 最優秀アルバム 『SGT.PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BAND』 1967年 授賞 最優秀コンテンポラリー・アルバム 『SGT.PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BAND』 1967年 授賞 最優秀録音 『SGT.PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BAND』(ジェフ・エメリック) 1967年 授賞 最優秀アルバム・カバー(グラフィック) 『SGT.PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BAND』(ピーター・ブレーク&ジャン・ハワース) 1968年 ノミネート 最優秀レコード 『HEY JUDE』 授賞→ミセス・ロビンソン(サイモン&ガーファンクル) 1968年 ノミネート 最優秀アルバム 『MAGICAL MYSTERY TOUR』 授賞→恋はフェニックス(グレン・キャンベル) 1968年 ノミネート 最優秀楽曲 『HEY JUDE』(JOHN LENNON&PAUL McCARTNEY) 授賞→青い果実(ボビー・ラッセル) 1968年 ノミネート 最優秀コンテンポラリー・ポップ・グループ 授賞→サイモン&ガーファンクル 1969年 ノミネート 最優秀アルバム 『ABBEY ROAD』 授賞→血と汗と涙(ブラッド・スウェット&ティアーズ) 1969年 ノミネート 最優秀コンテンポラリー・グループ 授賞→フィフス・ディメンション 1969年 ノミネート 最優秀オリジナル・スコア(映画、TV) 『YELLOW SUBMARINE』 授賞→明日に向かって撃て(バート・バカラック) 1969年 授賞 最優秀録音 『ABBEY ROAD』(ジェフ・エメリック&フィリップ・マクドナルド) 1970年 ノミネート 最優秀レコード 『LET IT BE』 授賞→明日に架ける橋(サイモン&ガーファンクル) 1970年 ノミネート 最優秀コンテンポラリー・グループ 授賞→カーペンターズ 1970年 ノミネート 最優秀コンテンポラリー・ソング 『LET IT BE』(JOHN LENNON&PAUL McCARTNEY) 授賞→明日に架ける橋(ポール・サイモン) 1970年 授賞 最優秀オリジナル・スコア(映画、TV) 『LET IT BE』(JOHN LENNON&PAUL McCARTNEY) 1996年 授賞 最優秀ポップ・グループ 1996年 授賞 最優秀短編ビデオ 『FREE AS A BIRD』(ザ・ビートルズ&ジョー・ピトカ) 1996年 授賞 最優秀長編ビデオ 『THE BEATLES ANTHOLOGY』(ザ・ビートルズ、チップス・チッパーフィールド&ジェフ・ワンダー) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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