KINTYRE’S DIARY～旧館

【今日はkintyreの身の上話】
昨年の３月に「自己都合」で１９年間働いていた会社を辞めた。会社の財務状況が悪かったので（今も良くないらしい）希望退職者募集に応じた末の退社だった。自分としてはこの仕事を辞めようか迷っていた時期でもあったから、丁度いい機会だと思って募集に応じたのだ。自分の中では「自己都合」だけど、このケースは「会社都合」になるので失業保険も即受給できるし、退職割増金ももらえた。その金額は世間一般の相場からすれば平均以下かも知れ無いが、これから例え定年まで勤務しても退職金制度も廃止になったので決断したのだ。

失業保険を受けるには最低でも月に２回以上は、ハローワークに出向いて求職活動をする義務がある。最初は週一回のペースで活動をし、それ以外の日は自分が１９年間で出来なかった事に没頭していた。
失業保険は４月から７ヶ月少々もらえたのだが、求職活動は順調とは言えずにここまで伸びてしまった。そうこうしている内に失業保険の給付期限も１１月上旬には終わってしまった。退職金があったのでそれを切り崩して生活する日が続いていた。１１月以降はほぼ毎日通っていたそんなハローワークにも、明日からはもう通わなくていいので晴れ晴れとした気分だ。

１９年間大学を卒業してから同じ会社で働いてきて、この業界以外は知らないでいた。今回就職が決まったのは公的な会社なので、事業縮小はあっても倒産とは絶対に縁の無い所なのでその点は安心だ。前の会社は３年間の国による免許更新制だからその都度会社の存続が危ぶまれる時が訪れる。

１９年間の間で得たことも多いけど、失ったものも多いのだ。ここまでの１１ヶ月で１９年分を埋める事は出来ないけど、自分としてはかなり取り戻す事が出来た。まだ１ヶ月あるからこれからは、入社にあたっての予備知識習得等を出来る範囲でやっていく。

これからは今までの様にこのサイトの更新に来ることが出来ないかも。それも４月以降は益々難しくなるかも知れないけど、出来る限り更新していきたい。