長野県の名湯白骨温泉の「公共野天風呂」への入浴剤投与は犯罪である。
私も白骨温泉は大好きでこの「犯行現場」の温泉にも入浴したことがある。しかしそれも8年間に渡って入浴剤を投与し、乳白色を演出していた。
こういう犯罪まがいの行為の代償はこれから大きくなるだろう。ここ以外にも2ヶ所の旅館で同様の行為があったそうだが、いずれも中止された。
温泉とは天然資源であるので当然時間が経てば変化はするし、源泉が変れば泉質もかわる。泉質が替わったのであれば、その旨を告知すればそれだけで済む話である。本当の温泉ファンであれば、たとえ乳白色でなくても何の問題は無い。こうしたことを隠し通してきた温泉組合の責任は重大だ。
今後こうしたことが無いように、各温泉地はこれを対岸の火事とせずにしっかりとした対策が求められる。もし他の温泉地でも同様のことをしている所があれば、早急に中止するべきだ。
道後温泉の塩素注入もしかり、日本が誇れる温泉文化が今こういう温泉を愛せない人の手で崩壊の危機にある。
一度失った信用を取り戻すのは大変だよ。
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