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テーマ:洋楽(3372)
カテゴリ:音楽
1.Laurence Elder/Surrounded(2006) 2.Boney James/Body Language(1999) 3.Inger Marie/By Myself(2006) 4.James Brown/Live At The Apollo 1995(1995) 5.David T.Walker/Press On(1973) 6.Archie James Cavanaugh/Black And White Raven(1980) 7.Niteflyte/Niteflyte(1979) 8.The Brecker Bros./The Brecker Bros.(1975) 9.深町純&ニューヨーク・オールスターズ/ライヴ(1978) 10.Steps Ahead/Steps Ahead(1983) 11.The Brecker Brothers/Heavy Metal Be-Bop(1978) 今月は11枚と5~7枚平均の私の購入枚数からすれば多い部類の月だったがこれはあくまでも偶然に過ぎないと思う。 ジャンル的にはジャズ・ヴォーカル、フュージョンで8枚を占めているのが特徴だ。中でも名サックス・プレイヤーとして名高いマイケル・ブレッカーが亡くなり、彼に関するのが8~11の4枚ありこれが今月多かった理由でもある。同様の理由で4も亡くなったばかりのJBのアポロ・シアターでのライヴ盤だ。 1はジャズ・ヴォーカリストであるローレンス・エルダーのアルバムで、ボズ・スキャッグスにジャズ色を強くしたかのようなスタイルが特徴だ。 2はサックス奏者のボニー・ジェイムスのケニー・Gとは異なり落ち着いたムードをかもし出してくれるような演奏が特徴。 3はスウェーデン出身のインガー・マリエがザ・ビートルズやU2をジャズ風にカバーしたナンバーがあったりとバラエティに富んだ選曲が魅力な一枚。 4は昨年のX’masの日に急死した「ソウル界の帝王JB」ことジェイムズ・ブラウンが1995年にアポロ劇場で行ったライヴ盤。選曲は彼の代表的な曲で構成されており、当日の熱気がヒシヒシと伝わってくる。 5は名セッション・ギタリストであるデヴィッド・T・ウォーカーが1970年代に残したアルバムのCD化作品の一つ。彼独特の歌心のあるギターを聞かせるかと思えば、歌伴に徹したかのようなプレイもあったりと個性タップリに仕上がっている。 6はアラスカのネイティブ・アメリカン出身のアーチー・ジェイムズ・キャヴァナーの今のところ唯一のアルバムのCD化作品。サウンド的には典型的なブルー・アイド・ソウルであるが全体的なイメージからAORと区別されているようだ。 質の高い収録曲全ては彼の自作曲でありこれ一枚でキャリアが終わったのが信じられない。 7はソウル・デュオであるナイトフライトのデビュー作品。この当時流行したAOR的要素をあちこちに振り撒きながらも、ソウルやディスコ色も加えて仕上げた一枚。クール・アンド・ザ・ギャングと似た傾向のサウンドを展開しているが、こうしたサウンドを聴いていると時代を感じさせられる。ジャケット写真の出来がイマイチなのが残念だ。 8~11はマイケル・ブレッカー死去に伴ない買ったアルバムである。8と11は兄ランディと組んだ「ブレッカー・ブラザーズ」名義のデビュー作の8と、11は1曲を除いてライヴテイクで構成されている。20代と若かりし頃の超絶プレイを聴いていると彼の死は惜しまれる。 9は深町純が呼びかけて実現した東京でのライヴ盤。マイケル・ブレッカーを筆頭にスティーヴ・ガッド、スティーヴ・カーン、デヴィッド・サンボーン、リチャード・ティー、マイク・マイニエリと言ったNYを拠点に活動する、フュージョン界の超オールスター・メンバーのプレイは壮絶だ。こんなライブ盤が存在していたとは知らなかった。 10はマイケル・ブレッカーが日本サイドの企画でエディ・ゴメス、マイク・マイニエリ、ピーター・アースキンらと組んだユニット。ここではジャズ色が多少濃く反映されている。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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