KINTYRE’S DIARY~旧館

2010/08/14(土)11:46

NPBが選んだ「最高の試合」「名場面・名勝負」は...

野球全般(97)

中日対読売の同率決戦が最高試合 日本野球機構(NPB)はWEBで、12球団の現役選手、監督とコーチが選ぶ日本のプロ野球史に残る「最高の試合」と「名勝負・名場面」のアンケート結果を発表した。最高の試合は1994年10月8日の中日―読売(ナゴヤ)で、99票を集めて1位となった。 この試合は両チームにとって最終戦、同率対決で、勝った方がセ・リーグ優勝という大一番。長嶋茂雄監督率いる読売が中日を6―3で下した。この「10・8決戦」は、監督・コーチのみの選考で1位の24票、選手のみの選考でも1位の75票と、幅広い支持を集めた。 この試合は私もTVで観ていましたので、異論は無いのですが「最高の試合」1位と言われるとどうでしょうか?でも、「印象に残る試合」でしたね。 ちなみに、西武関係では[監督・コーチ部門]の4位に 『2008/11/09 日本シリーズ第7戦 読売VS埼玉西武(東京ドーム)』がランクインしています。 【最高の試合】(総合部門上位3つ) 1.1994/10/8 中日VS読売(ナゴヤ) 2.2001/9/26 大阪近鉄VSオリックス(大阪ドーム) 3.2006/10/12 北海道日本ハムVS福岡ソフトバンク(札幌ドーム) 名勝負・名場面は、昨年10月21日に行われたパ・リーグのクライマックスシリーズ第2ステージ第1戦の北海道日本ハム―東北楽天(札幌ドーム)で、九回にスレッジ(当時日本ハム、現横浜)が福盛から放った逆転サヨナラ満塁本塁打が43票で1位。この劇的な一打は、選手のみの選考で1位の38票を集めた。 この試合もTVで観ていましたが、あの展開でまさかの満塁本塁打で試合が決まるとは思っても居ませんでした。しかし、日本シリーズでは読売に敗れてしまい残念です。 2位の試合は満塁本塁打を北川が放って優勝が決まった試合で、「最高の試合」でも2位にランクインしています。3位は新人の松坂がイチローから3三振を奪った試合です。 ちなみに西武関係では3位と4位で『1999/4/7 日本ハムVS西武(東京ドーム)』がランクイン。4位は松坂のデビュー試合で片岡が三振したシーンが印象的です。監督・コーチ部門では5位に『1989/10/12 西武VS近鉄(西武)』がランクインしています。 【名勝負・名場面】(総合部門上位3つ) 1.2009/10/21 北海道日本ハムVS東北楽天(札幌ドーム) 2.2001/9/26 大阪近鉄VSオリックス(大阪ドーム) 3.1999/5/16 西武VSオリックス(西武ドーム) 詳しい順位はNPBのサイトをご覧いただくとして、やはり、最近の試合が多くランクインしているのは、やはり現役の監督や選手が投票しているのである程度は予想された範囲である。ただ、カテゴリーが「最高の試合」と「名勝負・名場面」となっているので、その違いが分かり辛いのは残念である。 2009WBC決勝戦でV2を決めた試合は監督・コーチ部門で2位だが、総合部門ではランクインしなかった。個人的に多くの試合をTVと球場で観てきたが、現時点でどれを1位にするかは難しい。 それでも個人観戦した中では「2009WBC日本対韓国」は一生忘れることのない試合で、アメリカで生観戦したという意味でも「名場面」でしょう。また、監督・コーチ部門の最高試合の4位も生観戦していたので、これも納得です。 敢えて1位を上げると、やはり「1988/10/19 ロッテVS近鉄」ではないでしょうか?当時、TV朝日が無スポンサーで中継した姿勢は高く評価された。 ダブルヘッダー2試合目であったこの試合、ロッテが最後に意地を見せて引き分けに持ち込まれ、待機していた西武が優勝した。 昭和天皇の病状を心配して自粛ムードが国内に漂う中、日本シリーズは西武が中日を下して日本一になり、西武ナインは近鉄ナインにこれで顔向けができると後に語ったそうだ。 この時期を選手として戦った梨田と渡辺久は今ではハムと西武の監督として戦っている。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)

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