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2005/11/26
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カテゴリ:魚沼一座
 いよいよやって来ましたっ!魚沼一座長岡リリック・ホール公演“雪壁”当日。

 会場に朝8:30集合だったので、7:00くらいに目を覚まし、車で長岡市リリック・ホールに向かった。この日は遅刻せずに到着。バスで移動した他の役者さんたちより早く着いた。

 小道具の入ったショルダー・バッグを抱えて会場入り。今回演じるステージを、まずは点検。

 ステージの奥行きはあるが、規模的には前回公演を行った文化会館の小ホールと大差ないと感じた。舞台関係者が数名居る以外には無人の客席…。どれくらい埋まるのかなぁ?と、他人事のように考えた。

 その後、大道具・小道具をステージのしかるべき位置に運びいれ、立ち位置の確認作業をした。

 少し経って、演出家の小口さんが東京から到着。各自自分で出来る範囲のメイクを施し、最終調整(笑)を待つことに。

 使うべきドーランが判らなかったから、他の役者さんに訊いて勧められたものを顔に塗りたくったら…『白っ!』(笑)。これじゃ黒田じゃなくて、白田だよ…。子供は残酷なほど正直なもので、『キモい、キモいっ!』とはやし立てられた。トホホ…。

 もう少し濃いものを、試しためし塗り重ね、どうやら不自然でないくらいの顔色に。うん、自分で鏡を見ても、気持ち悪いくらい白かったもんな。前回同様、演出家の小口さんがメイクも兼ねて、最終的なメイクを施してもらった。出来上がって、『うんっ!気持ち悪いですよぉw 』(涙)小口さんまで…(笑)。でも、いいのだ。黒田のキャラから言ったら、見た目は気持ち悪いくらいでないとねっ!

 メイクが終わってしばらく休憩の後で、ゲネプロが行われた。ゲネプロというのは、公演直前に行われる、舞台転換・音響・照明込みの本番さながらのリハーサルのこと。前回の公演ではゲネプロは行わなかったのだが、今回はこの日初めてのステージで、音響さん照明さんと役者のリハーサルのためであったのだろう。

 ゲネプロは滞りなく終わり、その後のダメ出しをされている最中に、この日我々魚沼一座の後に公演を控えている他の劇団のリハが始まった。全員で舞台袖わきの廊下に移動して、本番直前の最終調整が行われた。小口さん、時間をたっぷり使って、細部まで注意点を指摘してくれた。魚沼一座のこの日の公演に、並々ならぬ情熱を感じてとてもうれしくなった。自分のできる限り、ベストを尽くそうと気持ちを新たにすることができた。

 最終調整の時間が長引いたので、食事を採る時間は30分に満たない状況。食べてすぐ、本番が控えている。焦りもあわてもしなかったが、この日はなんだか時間が過ぎるのがあっという間だったと思う。

 控え室側の廊下のモニターで、来場者の数を確認することができた。主催者側の前もっての発表どおり、まずまずの客入りだった。

 舞台袖に控え、開演を待つ。いち番緊張をおぼえる時間帯だ。
 客席のざわめきが聞こえてくるうす暗い舞台袖で、最後の集中と脱力を繰り返す。程よい緊張感を醸し出すため。実際、オレはいつももう少し緊張した方がいいのではないか?とそう思う。

 舞台開始直前、照明が落ち、一幕一場の地震のシーンでタンスを倒すために、大道具のタンスの後ろに控える。再び照明が点くと、公演の開始だ。

 一幕一場、二場、三場と、滞り無く舞台は進行していく。懸案だったタンスのハケも、特に問題無くやり終えた。そして、黒田が登場する一幕四場を迎える。

 照明が点き、舞台に出る。黒田がボランティア・メンバーを案内して登場。前回の公演とも、いつも稽古してきた文化会館の大ホール・小ホールとも違う舞台。でも、違いを意識することは無かった。演じるシーンは、心の内に思い描いたいつもの、そして常に新しくもある場面。違う舞台でありながら、その時の芝居に相応しい景色を何となく見ていたからか、違和感は感じなかった。
 二度の公演で場数を踏んだからか、今回は自分の発している台詞を意識して聞くことができた。速からず、遅からず、はっきりと客席に自分の台詞が伝わるように…。そう意識しながら演じた。そうできていたかどうかは、客席の判断に委ねるしかない。自分としては、満足のいく出来だった。

 前回の二回の公演と比べ、いち番変化を感じたのは、ボランティア参加者がもめて黒田があたふたするシーン。このシーンは演じている側からの視点では、すごくリアリティを感じることができた。舞台の上のオレ、黒田も、『どうにかしなきゃ』という気持ちと、『どうにもならない。誰か助けてくれw 』という気持ちを自然に持てた。稽古と公演を繰り返すに従って、魚沼一座自体の持つパワーが上がったことの証だろうと受けとめたい。新しいあき子役の方の演技が、四場のラストでオレをぐいぐいと引っ張ってくれた。ほんと、いい味だしてたあき子さんに、感謝っ!

 さてさて一幕六場では、主人公さくらの身をすくませる大きな音を出す、という重要な任務がオレには与えられている。台詞終わりきっかけで、ドシンッ!と大きな音をたてるために、今回は太っい角材が用意されていた。稽古の時もそうだが、この大きな音をたてる…てのが、理屈ぬきで快感で。いろいろな音源(箱馬とか、ダンボールで出来た芯とか)を試しては、『これは良い』とか、『これはいまいちだな…』とか、毎回楽しんでいたのだが。ゲネプロの時に太い角材を舞台の床に叩きつけたら、鋭くかつ重厚な、改心の音が出せた。本番でも、客席に『一体何が起きたのか?』と思わせられる充分な音が発せたのではないかと思う。んw 気持ちいいっ!

 二幕一場のシーンでは、演出が変更になった部分の練習不足が出たと思う。台詞を言うタイミングを計りながら動いていたつもりが、一部振り向いて台詞を言うことになってしまった。これは、今後の反省点。

 主人子さくらの救出場面では、座長の演技に心動かされた。長年のキャリアを感じさせる、気持ちの伝わる演技。流石だ。

 エンディング間際のシーンも滞り無くやり終え、最後はいつもの“ボランティアの歌”にあわせた踊り。子役たちの友だちがたくさん来ていたようで、ステージ下からの花束贈呈もあった。拍手に包まれながら、“雪壁”公演は終了。

 出来不出来を自分で評価しなくてもいいや、って思ってる。今回も心から楽しめた、ベストを尽くし、自分で満足できる芝居をやった。そのことを素直によろこびたい。長かった、雪壁の稽古も公演もこれで最後…のはず、だよなぁ。でもひょっとしたら、柏崎演劇フェスティバルに参加する…かも?

 ま、そん時ゃまたベストを尽くすだけさw

※関連ページ

魚沼一座“雪壁”公演初日

魚沼一座“雪壁”公演2日目





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Last updated  2005/11/28 07:26:09 PM
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